フォートナイトで築く新たなブランド価値
近年、デジタル空間の重要性が増す中、株式会社NEIGHBORが新たに展開する企業向けのフォートナイト運用プランが話題になっています。
NEIGHBORの新しい取り組み
NEIGHBORは、東京・千代田区に本社を置く企業で、4億人以上のユーザーを抱える「フォートナイト」を舞台にした企業専用のバーチャル空間を構築するプランを本格的に開始しました。この取り組みは、単なるオンラインイベントにとどまらず、持続的にブランドを発信し、ファンコミュニティを育成することを目指しています。
特徴とメリット
1. 体験型メディアによる資産化
この運用プランでは、企業が独自のフォートナイト空間を持つことで、通常のホームページのようにブランドを資産化できます。定期的なイベントやコンテンツの更新を通じ、ユーザーとの持続的な接点を育むことが可能です。これにより、単なる情報発信にとどまらない双方向のコミュニケーションが創出されます。
2. データ活用によるコミュニティ形成
ユーザーの行動データをゾンビのように活用し、次の施策へフィードバックすることで、さらに満足度を高めることができます。このデータ分析により、フォートナイト上での新商品やサービスのキャンペーンも、より効果的に展開できるのです。
3. プロモーションの多様性
新商品やアニメ、映画のプロモーションも可能で、発売前に話題を作ったり、作品の世界観を再現するイベントを行ったりすることができます。これによって、ファンとの接点を大きく広げるチャンスが得られます。
運用プランの流れ
運用の流れは、以下のステップで進められます。
1.
要件ヒアリング&コンセプト設計:ターゲットやブランドイメージを確認。
2.
メタバース開発&公開:UEFNを用いたオリジナルコンテンツの作成。
3.
継続アップデート&イベント運営:SNS連動キャンペーンや季節イベントを運営。
特に、ユーザーのフィードバックを反映した上での運用がNEIGHBORの強みです。4000人以上のフォートナイトファンが参加しているDiscordサーバーを駆使し、直接的な意見交換を行うことが可能です。
実績と知見
NEIGHBORは、新海誠監督の「すずめの戸締まり」やNetflixのアニメ「Junji Ito Maniac」といったプロジェクトでの実績を持ち、Epic Gamesから18回も公式フィーチャリングを受ける実績もあります。これにより、同社のノウハウとスキルが証明されています。
代表のビジョン
NEIGHBORの代表取締役CEOノトフ氏は、企業やIPホルダーが自身のブランドをフォートナイト内でメディア化できるよう全面的にサポートし、デジタル文化の発展に寄与する意欲を表明しています。
まとめ
NEIGHBORが推進するフォートナイトによる企業向けの運用プランは、新たなブランド構築の形を示しています。これからのデジタル社会において、フォートナイトを活用することで形成される新たな価値を見逃すわけにはいきません。企業は、どのようにこのチャンスを生かしていくかが今後の鍵となるでしょう。