水流洗浄器による新たなオーラルセルフケアの提案
最近、パナソニック株式会社のくらしアプライアンス社が、有名な大阪大学大学院歯学研究科の村上伸也特任教授と共に行った研究により、水流洗浄器の有用性が注目されています。この研究は、日々のオーラルセルフケアにおけるプラークコントロールの簡便性を向上させる可能性を探るものです。
8020運動と口腔の健康
令和4年の歯科疾患実態調査によると、「8020運動」が推進されている中で、高齢者における残存歯数は増加しています。しかしながら、残っている歯に対するトラブルも増加しているのが現状です。このため、口腔の健康を維持するためには、日常的なセルフケアが欠かせません。特に自分の口腔状態を正しく理解し、質の高いセルフケアを行うことで、より良い口腔ケアにつながります。
多くの場合、プラークコントロールにはデンタルフロスが推奨されますが、扱いが難しいという声も多く、その結果使用を中止してしまう人も少なくありません。この問題に着目したのが、今回の研究です。
水流洗浄器の研究結果
この研究は、セルフプラークコントロールにおける水流洗浄器の効果を評価することを目的に実施されました。具体的には、歯ブラシによるブラッシングに加え、水流洗浄器(ジェットウォッシャー ナノクレンズ EW-NJ80)およびデンタルフロスを1ヶ月間併用し、プラークの付着量を検査しました。その結果、水流洗浄器を使用することで、歯間部のプラークをより効果的に除去できる可能性が示唆されました。
特に高齢者やデンタルフロスに慣れていない人にとって、水流洗浄器は使いやすく、簡単にセルフプラークコントロールが可能となる期待が高まります。これにより、多くの人が効果的なオーラルケアを実現できるのではないでしょうか。
パナソニックのビジョン
パナソニックは、100年間の活動を通じて得た豊かな経験を活かし、人々や地球の未来に寄り添った商品やサービスの創造を目指しています。特に「ドルツ」ブランドは、電動歯ブラシや水流洗浄器といったテクノロジーを駆使し、オーラルセルフケアの向上に取り組んでいます。このように、世界中の人々の口腔健康をサポートし、生活の質を向上させることを目指しています。
今後も、パナソニックは多様なニーズに応える製品の開発を続け、皆一人一人が健康で幸せな生活を送れるよう努めていきます。
詳細については、
こちらのプレスリリースをご覧ください。