新型複合環境制御装置「ふくごう君Light」がデビュー
三基計装株式会社は、2026年に向けた新たな施設園芸向けの環境制御装置「ふくごう君Light」を発表しました。この製品は、既存設備の更新を意識した設計で、農業の効率性を向上させるための最新機能が盛り込まれています。
「ふくごう君Light」の特長
「ふくごう君Light」は、施設園芸経営者が簡単に導入できるように設計されており、定価は280,000円(税別)。サイズは280(H)×280(W)×130.5(D)mmとコンパクトで、小さな農場でも容易に設置可能です。
新型機は、現行機種「ふくごう君III」の制御ロジックを踏襲し、窓、カーテン、暖房、換気扇、CO₂施用といった基本的な設備の制御が行えます。この装置は、特に複合環境制御の導入が初めての方にも最適です。
小型モデルならではの機能
小型にも関わらず、「ふくごう君Light」では多様な制御出力が用意されています。具体的には、窓およびカーテンの開閉、暖房器具や換気扇のON/OFF制御が可能で、環境に応じた最適な設定ができることが特徴です。これにより、グリーンハウス内の温度や湿度の管理が容易になります。
例えば、暖房を効率的に利用するために、暖房稼働時に窓を自動的に閉じることができ、エネルギーの無駄を防ぎます。また、CO₂施用時には自動的に窓を閉じ、施用後に再開する仕組みがあり、施用効率を最大限に引き上げます。
便利な無線通信機能
「ふくごう君Light」には、スマートフォンやパソコンから環境データの確認や制御設定を行える「ハウスリモコン機能」が標準搭載されています。この機能は、インターネットや無線LANを介して環境管理ができるため、外出先からでも設備の管理ができ、利便性が向上しています。
さらに、オプションで「みどりクラウド」と連携した環境制御機能も利用でき、リアルタイムでのデータ管理や遠隔操作が可能です。これにより、農場の運営全体を効率化することが期待されています。
初公開イベント
「ふくごう君Light」は、2026年7月15日から17日に東京ビッグサイトで開催される「施設園芸・植物工場展2026(GPEC)」で初めての実機披露を予定しています。多くの農業関係者や技術者が集まるこの場で、新型機の特長や操作性が実際に体験できることから、注目を集めています。
三基計装株式会社について
三基計装は、1970年に設立され、施設園芸向け環境制御と産業用クリーンエアーシステムを提供しています。創業以来、数々の環境管理装置を開発し続け、農業界での自動化に寄与しています。企業理念の「最適環境の創成を目指して」のもと、高度な技術とサービスを提供しています。
この新型複合環境制御装置「ふくごう君Light」により、施設園芸の未来が明るく照らされることでしょう。