ダイニチがもたらす新たな食文化の可能性
株式会社ダイニチは、海洋環境の変化が私たちの魚食文化に及ぼす影響に危機感を抱き、コーポレートWEBサイトを新たにリニューアルしました。これにより、養殖業が持つ潜在的な可能性を広め、より多くの人々にフィッシュフードの魅力と重要性を伝えることを目指しています。
サイトリニューアルの背景
最近の環境変化により、私たちの食卓に届く魚たちの生態系が脅かされています。養殖業は海を守りつつ、安全でおいしい魚を入手するための手段として重要な役割を果たしていますが、その実情や必要性を知っている人は少ないのが現状です。ダイニチは、このような状況を打破するため、WEBサイトを通じて情報発信を強化し、一般生活者にも楽しめるコンテンツを提供します。
特設コンテンツ「おさかなアカデミー」
新サイトの中でも特に注目すべきは、特設コンテンツ「おさかなアカデミー」です。ここでは「たのしく学んで、おいしくいただきます」をテーマに、養殖に関する最新情報や魚の享受方法を紹介します。具体的には、世界初のASC認証マダイが誕生する過程や、宇和島の名店での魚に関する食の楽しみ方など、多彩な情報を発信しています。
おさかなアカデミーでの連載
おさかなアカデミーでは、次のような記事を通じて魚への理解を深めていきます。
養殖の新しい可能性についての探求。
- - 私のツウな魚の食べ方 ――宇和島の有名店「ほづみ亭」
地元の食文化を楽しむ秘訣。
魚の見極め方やさばき方のテクニック。
養殖業が持つ持続可能な未来とは。
一般消費者向けページ
ダイニチでは、一般消費者向けに魚種に関する情報も提供しています。全9種類の魚について、イラストを使って分かりやすく解説。ぬり絵を通じて、家族で楽しむこともできるのが魅力です。日常の食卓にどんな魚が並んでいるのか知る良い機会となるでしょう。
コーポレートムービーとSDGsへの取り組み
また、ダイニチは新たにコーポレートムービーを制作し、YouTube公式チャンネルやWEBサイトにて配信しています。企業の理念を映像で紹介し、ブランドの価値を高める試みです。
さらに、「魚・海・人を想い、世界中の食卓の『おいしくいただきます』を支え、守り続ける」という理念のもと、SDGsに関連する多岐にわたるプロジェクトも展開しています。地域環境保全や新たな養殖技術の開発など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。
まとめ
ダイニチの新しいWEBサイトは、ただの企業紹介から進化し、一般消費者にも響く情報を発信するプラットフォームとなります。海を守り、未来の食卓を支えるために、養殖業の重要性を多くの人々に伝えることが、この取り組みの目的です。新しいサイトを通じて、多くの人々が魚食文化に興味を持ち、海の未来について考えるきっかけとなることを期待しています。