コラーゲンの新たな力
2021-07-26 17:17:46

コラーゲンペプチドの脂質代謝に与える効果とそのメカニズム

コラーゲンペプチドが脂質代謝に与える影響



近年、美容や健康食品としての人気を博しているコラーゲンペプチドに関する新たな研究結果が発表されました。この研究では、コラーゲンペプチドの継続的な摂取が脂質代謝に良い影響を与える可能性があり、そのメカニズムに迫る内容が含まれています。

コラーゲンペプチドは、すでに多くの健康や美容効果が報告されていますが、その具体的なメカニズムはまだ完全には解明されていません。しかし、最近の研究から、コラーゲンペプチドを含む飼料を10週間摂取したマウスにおいて、血中コレステロールや中性脂肪が有意に減少したという結果が示されています。また、内臓脂肪のサイズも縮小していることが観察され、コラーゲンペプチドが脂質の低減に寄与する可能性が高いとされています。

研究の詳細とその結果


この研究では、特にショウガ酵素加水分解コラーゲンペプチドが使用され、実験群のマウスが通常の飼料と比べて血中脂質が著しく低下したことが確認されました。これは、食用油の単回摂取において吸収阻害が見られなかったことからも判明しており、コラーゲンペプチドの影響が継続的な摂取により体内の脂質代謝体系に変化を与えたことが示唆されています。

特に、脂肪酸合成に関与する遺伝子の発現が抑制されていることが明らかとなりました。これにより、コラーゲンペプチドが脂肪細胞への脂質の蓄積を抑える働きを持つかもしれません。

コラーゲンペプチドの独自の特性


コラーゲンは動物性のタンパク質で、ヒドロキシプロリンという希少なアミノ酸を多く含んでいます。このアミノ酸が特に健康への様々な効果をもたらすことが考えられています。コラーゲンペプチドを摂取することで、2つまたは3つのアミノ酸が結びついたペプチドが腸から吸収されることが近年の研究で示されています。これにより、ジペプチドやトリペプチドが血中に存在し、各組織に活性をもたらすというメカニズムが考えられています。

健康食品としての可能性


今日、健康志向が高まる中で、コラーゲンペプチドへの興味が増しています。「何に効くか」と同時に「なぜ効くのか」というメカニズムに対しても、消費者からの期待が高まっています。コラーゲンペプチドの健康効果は、日常生活に取り入れることで徐々に現れますが、その効果を裏付けるためにはさらなる研究が必要です。

当社はコラーゲン分野でのリーダーとして、今後もこの重要なテーマに関する研究開発を続けて参ります。徐々にでも、その健やかな効果を証明し、より良い製品を提供できるように努めていく所存です。

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