昭島市と味の素AGFが環境保護への取り組みを強化
2024年9月10日、昭島市と味の素AGF株式会社は、地域の環境への負荷低減を目指し連携協定を締結しました。これにより、脱炭素社会の実現に向けた具体的な取り組みが始まります。
昭島市の脱炭素化に向けた目標
昭島市は、2050年のカーボンニュートラルを目指して、市全域で2030年にはカーボンハーフを目標に掲げています。これに伴い、同市では温室効果ガスを2030年までに75%削減する「2030年カーボン25」の取り組みを推進中です。地域全体での協力が不可欠となる中、味の素AGFとの連携は重要な一歩と言えるでしょう。
市は、プラスチック使用の削減を促進する「プラスチック-1(マイナスイチ)運動」や、給水スポットの設置、さらには全小中学生へのオリジナル水筒の配布を通じて、マイボトルの使用を推奨しています。市内にはすでに4か所の給水スポットが設けられ、マイボトルを持ち歩くことが日常的に行われています。
給水スポットの役割
給水スポットは、外出時でも手軽に水分補給を可能にするためのもので、昭島市民の環境意識向上に寄与しています。また、このような取り組みは他の地域への波及効果も期待できます。給水スポットに関する詳細情報は昭島市の公式サイトで確認することができます。
環境に優しい「ブレンディ®」マイボトルスティック
味の素AGFは、脱プラスチック社会の実現に向けた一環として、2024年3月には「ブレンディ®」マイボトルスティックを発売予定です。これは、環境への負担を約88%削減できる新しいドリンクシリーズで、5秒で簡単に水に溶ける特性を持っています。この製品は、日常的に手軽に利用できることを目的とし、マイボトルの普及をサポートします。
また、協定に基づき、昭島市内の全小中学生約8,600人に対して、オリジナル水筒と共に「ブレンディ®」マイボトルスティックのサンプリングが予定されています。配布は2024年9月下旬から10月上旬にかけて行われる予定です。
取り扱うフレーバーの多様性
「ブレンディ®」マイボトルスティックシリーズには、6つのフレーバーが用意されています。中でも、繊細なアロマと風味が特徴のピーチやマスカット、レモン、アセロラなど、多彩なラインナップが揃っており、飲用者の気分に合わせた選択が可能です。このような選択の幅を設けることで、継続的なマイボトル使用の習慣化に貢献しています。さらに、味の素AGFは、人と地球の環境を両立させる「サステナブル社会」の実現を目指し、商品開発や地域活動に取り組んでいます。
最後に
昭島市と味の素AGFの連携は、地域の環境保護に向けた大きな前進であり、今後の活動に期待が寄せられます。市民の意識を変え、持続可能な未来に向けた取り組みが一層加速することを願っています。あなたもマイボトルを持ち歩くことから始めてみませんか?