タイ・バンコクの新たな住宅プロジェクト
MIRARTHホールディングスのグループ企業であるタカラレーベンとそのタイ法人、タカラレーベンタイランドは、タイのバンコクで新たに「Malton Reserve Pinklao-Kanchana」という初の戸建てプロジェクトに参画することを発表しました。これは、地元の不動産開発会社、Major Development Public Company Limited(MJD社)との共同プロジェクトであり、特に注目されるのは、このプロジェクトがグループにとってタイ国内初の戸建て事業である点です。
プロジェクトの概要
このプロジェクトが位置するのは、バンコク中心部から西へ約15km離れたターウィワッタナ区です。計画された敷地面積は21,913㎡で、総戸数は25戸を予定しており、住む人々に高い生活利便性を提供します。周囲には商業施設があり、さらにカンチャナセピーク通りやMRTブルーラインの「ラックソーン駅」へのアクセスも容易。バンコク中心地のシーロム駅まではおよそ25分で到達可能です。
この地区は、都市計画により、各戸当たり最低敷地面積が400㎡と定められたエリアでもあり、高層ビルが立ち並ぶ中心地とは異なり、落ち着いた雰囲気の整然とした街並みが広がります。そのため、ゆったりとした生活空間を求める家庭にとって理想的な居住環境が整っています。
Maltonシリーズの特長
「Malton Reserve」は、MJD社が展開する高級戸建てブランドのひとつです。このシリーズは、洗練されたデザインと共用施設の充実ぶりが特徴で、専有面積は408㎡から641㎡までの3タイプの間取りを揃えています。各住戸には4つのベッドルーム、ウォークインクローゼット、駐車スペース(4~5台)が完備されており、それぞれのリビングルームは約67.5㎡から126.75㎡と非常に広々とした空間が提供されます。また、2階は吹き抜け設計となっており、さらに魅力的な居住環境を実現しています。
共用施設も充実しており、プール、ラウンジ、フィットネスルーム、小さなお子様向けのキッズルーム、会議室、コワーキングスペースなど、多彩な設備が整っています。これにより、住人は自宅で快適に過ごすだけでなく、さまざまな活動を楽しむことができるのです。
販売と引渡しのスケジュール
このプロジェクトの販売開始は2025年10月を予定しており、引渡しは2026年4月以降が見込まれています。また、11月下旬にはバンコクで正式な調印式が開催される予定です。
MJDは1999年に設立以来、高級住宅を主軸に分譲マンションや戸建て開発を手がけてきた企業で、2007年にはタイ証券取引所にも上場しています。その豊富な経験と実績をもとに、今後もタイでの不動産業界の成長に寄与することが期待されています。
協業の背景
今回のプロジェクトは、タカラレーベンの企業ビジョン「幸せを考える。幸せをつくる。」とも合致しており、人々のライフスタイルに幸せをもたらす住まいを通じた共創が目指されています。MJD社が掲げる「Top of Class」というビジョンも高いレベルのデザインとライフスタイルを提供することを旨としており、両社は今後の協力によって、優れた不動産をタイのお客様に提供し続けることでしょう。
このように、新しいプロジェクト「Malton Reserve Pinklao-Kanchana」は、バンコクでの新たな住宅ニーズを満たすものとして期待されています。バンコクの美しい街並みの中で、快適で高級な住環境を手に入れることができるこのプロジェクトに、注目が集まっています。