新潟市でのオープンイノベーションの進展
新潟市が主催する「にいがた2km・8区連携オープンイノベーション推進事業」成果発表会が、2025年2月21日の14:00から17:00まで、新潟市内のNINNOプレゼンテーションスペースで開催されます。今回は新潟市の委託事業として、Socialups株式会社と株式会社テレビ新潟放送網の協力によって実施されるプログラムの成果を報告する場となります。
このプロジェクトは、新潟市の多様な地域資源を活用し、全国・世界からの参加者を迎え入れることを目指しています。「にいがた2km」とされるエリアは、新潟市の主な玄関口であり、多彩な魅力を持つ山・川・海・温泉・果物などの自然資源と、地域のものづくりが融合しています。この特長を生かしたイノベーションを進めるため、様々なプレイヤーが協力してきました。
プログラムの概要。
発表会では、補助事業者として選ばれた4社のプロジェクト報告が行われます。各社は、「にいがた2km魅力創造・8区連携支援補助金」を活用し、自らの事業を取り組んできました。特に、次のような特徴的なプロジェクトが発表される予定です:
- - 株式会社ネルニード:新潟市内の酒蔵や発酵蔵の情報を集約したWEBサイトを通じて、地域の魅力や新商品開発を促進。
- - 有限会社モノクローム新潟:万代シテイにて8区の産品を取り扱うアンテナショップを開設し、デジタル技術を駆使した観光や文化の発信。
- - 株式会社新潟管財企画:マイクロインフルエンサーと地域の観光地を結ぶファンツアーの造成サポートを行い、入込客を増加させる。
- - 株式会社OGIX:新潟薬科大学と連携し、eスポーツを通じた地域活性化活動を行う。
また、連携団体として新潟経営大学が、自社開発したSNS連動のモバイルオーダーシステムを実証するプロジェクトを披露します。このように、地域内外の企業や組織が連携して新たな取り組みを進めています。
これまでの取り組み
プロジェクトはこれまでに、オープンイノベーションの基調講演や地域連携マッチングセミナーを実施してきました。これらは産官学が一体となって地域課題を共有し、解決策を模索する場となっています。また、事業者同士のマッチングや事業計画の策定支援を通じ、地域活性化へ向けた取り組みが進められています。
特に、参加事業者へのハンズオン支援は綿密に行われ、各事業者の課題解決につながっています。これにより、地域経済の活性化が期待されています。
成果発表会の参加について
今回の成果発表会は、どなたでも無料で参加できるため、新潟市内外からの参加者にとって貴重な機会となるでしょう。会場はNINNOプレゼンテーションスペースに加え、オンラインでも配信されるため、より多くの人々に情報が届くよう工夫されています。詳細な参加申し込みは公式ページから可能です。
この成果発表会を契機に、今後のオープンイノベーションのさらなる進展が期待されるとともに、地域の魅力が新たに引き出されることを願っています。