ロケットソフトウェアが新製品をリリース
マイクロフォーカス合同会社、通称ロケットソフトウェアは、国内における新製品「Rocket Visual COBOL 10.0J」と「Rocket エンタープライズ製品 10.0J」の販売を本日より開始し、11月22日から出荷が始まることを発表しました。これらの新製品は、既存のCOBOLやPL/I資産のモダナイゼーションをサポートするために設計された最新の統合ソリューションであり、開発環境や実行環境の機能が大幅に強化されています。
デジタルトランスフォーメーションの重要性
企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に取り組む一方で、安定した稼働を続ける既存システムを再構築する際には、性能低下や不具合のリスクが伴います。このようなリスクはDXのスピード感を妨げ、さらに工数や費用の面での障壁も大きな課題となっています。ロケットソフトウェアは、既存システムを維持しながら最新の技術を取り入れるモダナイゼーション手法を提唱しており、コストを抑えつつ市場ニーズに迅速に応える力を企業に提供します。
新製品の特徴
新バージョン「Rocket Visual COBOL 10.0J」では、.NET8のサポートやUTF-8対応の強化が行われており、これにより既存システムの資産を効果的にモダナイズし、システム間の連携を強化することが可能になります。一方、「Rocket エンタープライズ製品 10.0J」は、PL/I構文やコンパイラの拡張だけでなく、Enterprise Server インスタンスに独自のセキュリティ機能とモニタリング機能を追加しています。
モダナイゼーションフォーラム2024の開催
マイクロフォーカス合同会社は、11月20日にモダナイゼーションフォーラム2024を開催予定です。このフォーラムでは両製品の詳細な機能紹介が行われ、参加者は実際に新製品の利点を学ぶことができます。また、みずほリサーチ&テクノロジーによるレガシーシステムのオープン化事例や、株式会社AIST Solutionsの和泉憲明氏による特別講演も予定されています。
製品に関する詳細情報
新製品に関する機能や強化内容については、以下のリンクから確認できます。
ロケットソフトウェアは、モダナイゼーションにおけるテクノロジーリーダーとして、世界中の企業が直面する課題に対し、迅速かつ柔軟な解決策を提供するパートナーであり続けています。今回の製品リリースを通じて、さらに多くの企業が新しいビジネスチャンスをつかむことが期待されています。