ハインツ日本、LGBTQ+への取り組みでPRIDE指標4年連続ゴールド受賞
世界的な食品メーカーであるハインツ日本が、一般社団法人work with Prideが発表するLGBTQ+に関する取り組み指標「PRIDE指標」において、4年連続で最高評価のゴールドを受賞しました。これは、同社の多様性と包括性への揺るぎないコミットメントを象徴するものです。
多様性と包括性を重視するハインツ日本の取り組み
ハインツ日本は、従業員の多様性を尊重し、誰もが働きやすい環境を作ることに力を入れています。具体的には、性的指向や性自認に関わらず、全ての従業員が安心して働けるよう、以下のような取り組みを行っています。
事実婚・同性パートナーを含む福利厚生制度の整備: 婚姻の形態に関わらず、従業員とそのパートナーを包括する福利厚生制度を整えています。
性別移行ガイドラインの設定: 性別移行を希望する従業員に対して、適切なサポートを提供するためのガイドラインを策定し、安心して職場生活を送れるように配慮しています。
多目的トイレの設置: 新本社オフィスには、全ての人が安心して利用できる多目的トイレを設置予定です。
アライシップの推進: LGBTQ+を支援する「アライ」の可視化に力を入れています。社内イベントでのチャリティーオークションによるLGBTQ+支援団体への寄付や、アライバッジの配布などを通して、アライシップを促進しています。アライバッジは、ハインツの象徴的なトマトケチャップのボトルをデザインベースに、レインボーカラーで彩られています。
企業理念「We demand diversity.」に基づく取り組み
ハインツ日本のこれらの取り組みは、企業理念である「We demand diversity.(多様性を尊重します)」に基づいています。ハインツは、多様な人材こそが企業の成長を促す原動力だと考え、個々の意見や考えを尊重する企業文化を醸成することに尽力しています。
「Everyone is welcome at our table.」
ハインツ日本は、「Everyone is welcome at our table.(私たちのテーブルには、すべての人が歓迎されます)」というスローガンを掲げ、あらゆる背景を持つ人々を歓迎しています。これは、同社の企業理念である「Let’s make life delicious.(人生を美味しくします)」にも通じるものであり、食を通して人々の生活を豊かにするという企業の使命を体現しています。
今後の展望
ハインツ日本は、今後もLGBTQ+を含む多様な従業員が活躍できる職場環境づくりに積極的に取り組んでいくと表明しています。PRIDE指標でのゴールド受賞は、その取り組みが社会的に認められた証であり、今後の更なる発展に繋がると期待されます。
ハインツ日本株式会社について
ハインツ日本株式会社は、世界的な食品メーカーであるクラフト・ハインツ社の日本法人です。ケチャップやマスタードなど、多くの家庭で親しまれている商品を製造・販売しています。1961年に設立され、東京都台東区に本社を置いています。