サイマル・インターナショナルと八楽の新たな挑戦
通訳・翻訳業界の最大手であるサイマル・インターナショナルが、八楽株式会社のAI翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」の技術を取り入れたことが注目を集めています。この協業により、ユーザーはより便利で高品質な翻訳サービスを享受できるようになるでしょう。
どのように連携するのか?
ヤラクゼンは直感的に利用できるプラットフォームで、AIによる高精度な機械翻訳を実現しています。このシステムは、簡単な操作で35の言語に対応し、用途に応じたエンジンを選べる機能を備えています。そのため、サイマル・インターナショナルの新サービス「SIMULwiz」に統合することで、さらなる利便性が提供されます。
SIMULwizの特長
1.
多言語対応:ヤラクゼンが持つAI翻訳の技術を利用し、35言語にリアルタイムで対応。
2.
自社専用の翻訳データベース構築:ユーザーは自社の業務に特化した翻訳データを作成し、業務効率を向上させることができます。
3.
高いセキュリティーレベル:大切な情報は厳重に保護されているため、安心して翻訳サービスを利用できます。
4.
経済的な定額制:文字数無制限で使えるため、コストパフォーマンスも良好です。
5.
オリジナル用語集サポート:必要に応じた専門用語集を創出するサービスも利用可能です。
6.
プロによる翻訳&通訳サービス:機械翻訳だけでなく、プロの翻訳者によるサポートも提供されます。
八楽の企業ミッション
八楽株式会社は、「グローバルコミュニケーションを楽しく。」を理念に掲げ、円滑で楽しいコミュニケーションの環境を提供しています。そのために、AI翻訳から翻訳会社への発注までをシンプルにまとめたプラットフォーム「ヤラクゼン」を開発しました。リリース以来、全国の企業に導入され、製品や契約書の翻訳など幅広い分野で活躍しています。
八楽株式会社代表の坂西優氏は「この技術を通じて、多様な文化や考え方を尊重するコミュニケーションのスタイルを築いていきたい」と語ります。
サイマル・インターナショナルとは
1965年に設立されたサイマル・インターナショナルは、日本初の同時通訳エージェントとして数々のプロジェクトを手掛けてきました。世界中の企業、政府機関に対し、国際コミュニケーションをサポートし続け、2025年には60周年を迎えます。「Linking People and Countries」という理念のもと、年に22,000件以上の翻訳や通訳を提供しており、その実績が信頼の証となっています。
まとめ
八楽とサイマル・インターナショナルの連携によって、グローバルなコミュニケーションがさらに円滑化することが期待されます。この新たな技術がもたらす変化に、業界関係者やユーザーの注目が集まることは間違いありません。国際的なビジネスシーンの中で、その影響力はますます拡大していくでしょう。