エシカルな食の基準
2025-06-25 10:21:40

持続可能な食を実現する「V みんなのエシカルフードラボ」が基準を改訂

「V みんなのエシカルフードラボ」が基準を改訂



はじめに


近年、持続可能な食に対する関心が高まりつつあります。そして、その中で重要な役割を果たしているのが、「V みんなのエシカルフードラボ」です。このプラットフォームは、私たちの食生活の持続可能性を向上させるため、様々なステークホルダーが協力し合いアクションを起こす場となっています。この度、エシカルフード基準が改訂されたことを受け、どのような変化や期待が生まれているのかについて詳しくお伝えします。

エシカルフード基準とは


「V みんなのエシカルフードラボ」は、環境、動物、人・社会、政治に配慮した商品や企業の基準を定めています。これにより、エシカルに配慮したフードに触れ、消費者が倫理的な選択をするためのガイドラインを提供しています。2021年からスタートしたこのプロジェクトは、エシカルフードの重要性を広め、多くの人々にその意義を理解してもらうための取り組みを行ってきました。

主な改訂内容


改訂版の『エシカルフード基準』にはいくつかの大きなポイントが含まれています。特に注目されるのは、企業がネイチャーポジティブの実現に向けてどのように取り組んでいるかを反映した内容が盛り込まれたことです。また、プラントベースおよびアップサイクルされた食品をエシカルな選択肢として明示的に位置付けることにより、持続可能なフードシステムを構築するためのモメンタムを生み出しています。これにより、消費者は選択肢の広がりを感じることができるでしょう。

具体的な実施計画


2025年1月からは、主要な食品スーパーマーケットを通じて、改訂された基準を満たす商品の実証的な展開が開始されます。この取り組みを通じ、多くの食品メーカーと対話を進め、エシカルフードの浸透を目指しています。このプロジェクトは、生活者から流通業者、メーカーに至るまで、食に関わる全てのステークホルダーで成り立っているのが特徴です。

参加する専門家たち


改訂にあたり、専門的な見地から貢献しているのが、立教大学の特任教授である河口眞理子氏や、一般社団法人Chefs for the Blueの佐々木ひろこ氏、株式会社グッドテーブルズの山本謙治氏といった有識者たちです。彼らの知見が集まった結果、より実効性の高い基準が実現しました。

エシカルフードの未来


CCCMKホールディングスが推進するこの取り組みは、食に関わる全ての人々が協力し合い、持続可能な食文化の創造を目指しています。エシカルフード基準を基にした商品が市場に広まり、消費者がより環境に優しい選択をしやすくなる未来を期待しています。持続可能な食の実現は、私たちの生活と未来に大きく影響を与える重要な課題であるため、ぜひともその動きを注視し、参加していきたいものです。

これからも「V みんなのエシカルフードラボ」の活動に注目し、私たち一人一人がエシカルな選択をする意義を見つめ直す機会にしていきましょう。


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会社情報

会社名
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
住所
東京都渋谷区南平台町16-17渋谷ガーデンタワー
電話番号
03-6800-4464

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