TMI総合法律事務所に深山卓也が加わる
2024年11月1日、TMI総合法律事務所は元最高裁判所判事の深山卓也が入所したことを発表しました。東京都港区に本社を置くこの事務所は、長年にわたり質の高いリーガルサービスを提供してきた実績がありますが、深山氏の加入によりそのサービスがさらに充実します。
深山卓也の経歴
深山卓也は、1954年に生まれ、1973年に東京都立富士高等学校を卒業した後、1979年に東京大学法学部を卒業しました。1980年には最高裁判所司法研修所に入所し、1982年には東京地裁判事補として任官。以降、各地の裁判所で民事、商事、行政事件を担当し、行政における法改正にも多く関わってきました。1996年には法務省民事局の参事官として倒産法制の改正作業に従事し、その後も合計17年間にわたり法律の制定や改正に携わりました。特に彼が民事局長を務めていた際には、民法(債権法)の改正において重要な役割を果たしています。
最高裁判所判事としては、2018年から具体的な法解釈問題に取り組むなど、幅広い法律実務経験を積んできました。このような豊富な経験は、TMI総合法律事務所にとっても大きな資産となります。
TMI総合法律事務所の特色
TMI総合法律事務所は、1990年に創立され、現在は627名の弁護士と100名の弁理士が在籍し、従業員数は1,200名を超える日本最大級の法律事務所として知られています。国内外にわたって6か所のオフィスと17か所の国際的な拠点を構え、企業、団体、地域に密着したリーガルサービスを提供しています。
また、法律事務所として伝統を重んじる一方で、ベンチャー企業の設立や地方自治体とのデジタル化協定を結ぶなど、常に新しい挑戦を続けている点も魅力です。社内のチームは、クライアントの多様なニーズに対して迅速にソリューションを提供できる能力を持っています。
新たなサービス展開に期待
深山氏の入所を受けて、TMI総合法律事務所はさらなるサービスの向上に努める意向です。彼の豊富な法律知識と裁判実務経験は、クライアントに対してより質の高いリーガルサービスをもたらすことが期待されています。特に、法律の改革が進む中で、最新の法解釈や実務に基づいたアドバイスが求められる今、深山氏の持つ知識と経験は貴重な資源となります。
TMI総合法律事務所は、クライアントに対して最適な法的支援を提供するため、これからも新しい挑戦を続けていくことでしょう。彼の加入により、さらなる成長を遂げることを期待しています。
詳しくは、
TMI総合法律事務所の公式サイトをご覧ください。