シオガイグループのグリーン電力化に関する取り組み
シオガイグループは、関東エリアを中心とした金属スクラップ加工業と産業廃棄物処理業を展開する企業です。2024年6月には「再エネ100宣言 RE Action」に参画し、2030年に全電力を再生可能エネルギーで賄うことを目指しています。そんな中、2023年2月22日、グループの7拠点において、6拠点で実質100%の再生可能エネルギーを使用することが決定しました。この切り替えにより、全体の電力の約96%が環境に優しい電力源で賄われることになるのです。
このグリーン電力の供給元は、オリックス株式会社が運営する吾妻木質バイオマス発電所です。発電所は群馬県にあり、木材を燃料にすることで発電を行っています。シオガイグループは、この発電所で生産される電力の非化石証書を購入しており、実質的に再生可能エネルギーの利用を進めています。また、廃棄物を燃料化し、同時に資源循環ループを実現する取り組みも進めています。
具体的には、シオガイグループが選別・加工した木材を中脇グループに処理委託し、その木材をチップ化することで発電に利用しています。このプロセスにより、廃棄物を利用した電力供給が行われ、環境負荷の削減に寄与しています。
シオガイグループは、地球環境への配慮を重要視し、温室効果ガスの排出を削減する取り組みを続けています。脱炭素化に向けては、太陽光パネルの設置や燃料の見直しなど、さまざまな施策を検討し、実践へと移しています。
今回のグリーン電力運用も、そんな取り組みの一環です。シオガイグループは、地域社会や地球環境の保全に向け、今後も多様な施策を通じて貢献していく考えです。
このように、シオガイグループは持続可能な社会の実現を強く意識した事業運営を続けており、地域経済における重要なプレイヤーとしての責任を果たしています。グリーン電力の使用量が増えることで、今後のさらなる資源の有効利用や脱炭素化を推進し、持続可能な未来へ向けた道を切り開いていくことでしょう。
本記事は、シオガイグループの電力使用に関する最新の情報を提供いたしました。さらなる新しい取り組みや進展があれば、随時お知らせしていきますので、ご期待ください。