デジタルの力で未来を創造する首里のワークショップ
沖縄の那覇市で、地域活性化を目指したデジタルワークショップ「SUPPORT SHURIJO」が開催されます。このプロジェクトは、2021年4月に設立された合同会社オトナリが主催で、地域の学生や住民と共にテクノロジーを駆使して未来の観光を考える取り組みです。テクノロジーの進化と共に、地域の魅力をどう伝え、発信していくかがテーマとなります。
概要
ワークショップは、2021年11月21日(日)13:00から17:00まで、那覇市の首里公民館で行われます。このイベントでは、最新技術であるAIやXR(拡張現実)を用いて首里の魅力を再発信するため、様々なコンテンツが用意されています。参加者は、未来の首里城観光をテーマにしたアイデアを出し合い、地域と遠隔地を繋げるデジタルコンテンツを作成します。
目的と期待
このワークショップの主な目的は、沖縄の若い世代が興味を持てる魅力的なデジタルコンテンツを共同で考案することです。そして、その内容を通じて、参加者が沖縄や首里の歴史や文化への理解を深めるきっかけとなることを期待しています。また、首里の魅力を全国や海外に広く発信することで、観光地としての価値を高める狙いもあります。
参加者と内容
参加対象は、首里地域の学生や首里観光に興味を持つ学生で、10歳以上、12人程度を予定しています。また、地域住民も自由に参加でき、体験は最大20人を想定しています。ワークショップでは、以下の内容が行われます:
- - OUR Shurijo みんなの首里城デジタル復元プロジェクト
- - 現実と仮想をつなぐ技術XRについての学び
- - SNSの活用法についてのセッション
- - 「未来の首里城観光を考える」ワークショップ
- - 参加者による発表プレゼンテーション
- - XR体験ブースの設置
講師陣と協力団体
このプロジェクトには、著名な講師が参加します。例えば、アディッシュプラスの代表取締役である石川琢磨氏や、東京工業大学の特任准教授でデンソーアイティーラボラトリーフィニアリサーチャーの川上玲氏、curiosity株式会社のCCOでクリエイティブディレクターの根子明里氏などが登壇します。さらに、那覇市教育委員会やNTTドコモなど、多くの協力団体と企業がこのイベントをサポートします。
会社概要
合同会社オトナリは、東京都調布市に本社を構え、地域活性化を目的としたメディアやIT技術の活用を進めています。公式ウェブサイトでは、今後の活動やイベントに関する情報も発信しています。デジタル変革によって地域がどのように変わるのか、その可能性を大いに感じることができるビジョンを持っています。
沖縄の未来を見据えたこのワークショップは、地域活性化の一環として注目されており、参加者の皆さんにとって貴重な経験になることでしょう。テクノロジーを通じて新しい観光の形を一緒に考えてみませんか?