CoderDojoの新たな展開
2025-10-25 06:23:56

子どもたちの幸せをデータで支える「CoderDojo」の新たな取り組み

CoderDojoのオープンデータが地域幸福度指標に採用



一般社団法人CoderDojo Japanが収集・公開している「CoderDojo」のオープンデータが、デジタル庁によって推進される地域幸福度(Well-Being)指標の一部に採用されました。この指標は、地域の暮らしやすさを測定するための客観的データとして、全国に200以上ある子どものためのプログラミング道場「CoderDojo」が提供するデータを活用します。

地域幸福度(Well-Being)指標とは?



地域幸福度指標は、全国における主観的な幸福感の調査データと、客観的な生活の質を示すデータを組み合わせて地域特性を明らかにするために使われます。この公式サイトでは、地域の詳細を知ることができ、さまざまなデータを活用した地域の活性化が期待されます。

CoderDojoオープンデータのメリット



今回の取り組みにより、CoderDojo Japanの過去のデータも参照可能になりました。これまでは最新のデータのみが公開されていましたが、2025年8月からは過去データを機械可読な形式で入手できるため、研究者や教育機関にとって大変有意義です。これにより、地域におけるプログラミング教育の歴史的な変遷を把握しやすくなります。

CoderDojoの活動内容



CoderDojoは、主に7〜17歳を対象としたプログラミング道場です。2011年にアイルランドで始まったこの国際的な非営利活動は、今や日本全国に200か所以上を展開しています。毎年、1,200回を超えるイベントが日本国内で開催され、プログラミングやデザインに興味を持つ多世代のボランティアが運営を支えています。

特に人気があるのはScratchやmicro:bit、Webサイト制作ですが、参加者が自分のアイデアを実現することを重要視しているため、特定の技術に縛られない自由な学びが魅力です。

CoderDojo Japanの役割



一般社団法人CoderDojo Japanは、東京都新宿区に拠点を置き、CoderDojoの活動を日本国内で推進しています。25社以上のパートナー企業と協力し、地域に根ざしたプログラミング教育の提供を支援しています。また、活動内容はYouTubeやX(旧Twitter)、Facebook、GitHub、Podcastを通じて広く発信されています。

全国のCoderDojoが充実した活動を続けるために、地域の教育機関や企業とのさらなる連携を進めるよう取り組んでいます。

まとめ



CoderDojoのオープンデータがデジタル庁の地域幸福度指標に採用されることで、地域の子どもたちのプログラミング学習がより一層充実することが期待されます。今後もCoderDojo Japanは、多くの関係者と協力しながら、子どもたちの未来を切り拓く活動を続けていきます。


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会社情報

会社名
一般社団法人 CoderDojo Japan
住所
東京都新宿区高田馬場1-28-10三慶ビル4階 CASE Shinjuku
電話番号

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