LINE WORKSがサイボウズのパートナー評価制度で1つ星を獲得
評価制度「CyPN Report 2025」とは
LINE WORKS株式会社が提供するビジネスチャット「LINE WORKS」が、サイボウズ株式会社のパートナー評価制度「Cybozu Partner Network Report 2025」において、見事1つ星を獲得しました。この評価はサイボウズ製品を用いて付加価値サービスを提供するパートナーの活動を基にされており、過去1年間の実績が評価されます。
「CyPN Report」は正式には「Cybozu Partner Network Report」と呼ばれ、サイボウズ製品を通じて提供されるサポートの質を測る重要な指標です。この評価が示す通り、LINE WORKSはパートナーシップにおいて他の多くの企業から高く評価されています。
LINE WORKSとkintoneの統合
また、今回の評価はサイボウズ製品である「kintone」との連携に強く基づいています。LINE WORKSは、kintoneの更新情報を通知したり、LINE WORKSからkintoneへ直接データを入力することが可能で、その利便性は現場の業務に大きな影響をもたらしています。特に、現場の作業を行うノンデスクワーカーには最適なツールとして位置づけられるでしょう。
荒井琢氏の見解
LINE WORKSのパートナー営業本部 パートナービジネス企画推進部の部長である荒井琢氏は、今回の評価に際して「嬉しい」とのコメントを寄せています。彼は特に、LINE WORKSが他社のプラグインを通じてkintoneとの連携を強化している点を強調しました。ジョイゾーの「Joboco」やGlobalBの「LITONEシリーズ」、さらにはリコーの「RICOH Chatbot Service」などとの連携が進むことで、kintoneとの相性がより良くなるとしています。
技術革新と現場での活用
最近では、LINE WORKSの開発者向け機能である「WOFF」を利用することで、kintoneで開発したアプリをLINE WORKS上で容易に操作できる環境が整備されるようになりました。この革新により、現場で働く方々がkintoneを使う際の体験が大きく改善され、利用範囲が広がっています。
ビジネスチャットの進化
LINE WORKSは、ただのチャットアプリにとどまらず、掲示板やカレンダー、アドレス帳、アンケートなど多彩な機能を備えています。特に、ユーザーに優しいインターフェースを維持しつつ、オフィス以外の「現場」での活用が進んでいるのです。これまでのデータによると、富士キメラ総研の調査では、LINE WORKSは7年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しています。
会社概要と今後の展望
LINE WORKS株式会社は、2015年に設立され、多種多様な業種やビジネスシーンに対応するコミュニケーションツールを提供しています。最先端のAI技術を用いた製品展開や、現場の課題に寄り添ったサービスを目指し、さまざまな取り組みを行っているのです。
今後もLINE WORKSとサイボウズの連携活用の拡大に向けて、さらなる取り組みが期待されます。