鳳蘭と尾上右近が贈る朗読劇『私をドルシネアと呼んだ男』
2026年1月30日、西神中央ホールでは、宝塚歌劇団の元トップスター鳳蘭さんと、歌舞伎界の新星尾上右近さんが共演する朗読劇『私をドルシネアと呼んだ男』が上演されます。この公演は、セルバンテスの名作『ドン・キホーテ』を元に、演出家戸部和久さんによって再解釈され、ドルシネアの視点から描かれます。
豪華キャスト陣
主役のドルシネア役には神戸出身の鳳蘭さん、ドン・キホーテ役には尾上右近さんが選ばれ、音楽にはフラメンコギターの第一人者ICCOUさんが参加します。この異色の競演が、どのような化学反応を生むのか、期待が膨らみます。
公演の背景と新しい視点
『ドン・キホーテ』は17世紀の名作で、「聖書の次によく読まれた本」とされており、そのメッセージは今もなお私たちの心に響きます。自分自身を「勇敢な騎士」と誇り、現実と理想の狭間で苦しむドン・キホーテの姿は、多くの人々に共感を呼びます。本作『私をドルシネアと呼んだ男』では、このドン・キホーテの冒険を新たな視点、すなわちドルシネアの眼を通して描くことで、作品に新たな深みをもたらします。
注目の公演詳細
朗読劇の開演は16:00、開場は15:30からです。チケットは神戸市民の特別割引も用意されており、一般料金が5,500円、神戸市民特別割引で4,500円。このように地元の方々にも参加していただける機会を設け、地域とのつながりを大切にしたいという思いが込められています。
地域創造の拠点、西神中央ホール
西神中央ホールは、地域や世代をつなげる創造的な拠点を目指しています。「おかえりサロン」をコンセプトにさまざまな自主事業を開催しており、地域の文化活動の発展にも貢献しています。
チケット購入とアクセス
チケットは2025年12月17日から販売開始され、オンラインや電話でも予約できます。西神中央ホールへのアクセスは、地下鉄西神・山手線「西神中央駅」から徒歩約3分と便利です。
まとめ
今回の朗読劇『私をドルシネアと呼んだ男』は、鳳蘭さんと尾上右近さんという豪華なキャストが出演する特別な公演です。この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
公演に関する詳細は
公式HPをご覧ください。