DNPが農業WEEK参加
2024-09-09 12:08:11

DNPが初参加する農業WEEKでの先進的パッケージ提案

DNPが農業WEEKに初出展



大日本印刷株式会社(DNP)は、2024年10月9日から11日まで幕張メッセで開催される「第14回農業WEEK(通称:J-AGRI)」の「農業 脱炭素・SDGs EXPO」に参加すると発表しました。このイベントを通じて、DNPは食品や日用品、医薬品などに関連するパッケージ技術を活かし、新たに農業分野に挑戦します。DNPはこれまで、地球環境への負荷軽減に配慮したパッケージの開発を行ってきましたが、今回の出展は農業の生産性向上と環境保護に向けた新たな一歩として位置づけられています。

DNPブースの特色



DNPが出展するブースの小間番号は9-60です。ここでは、環境配慮を基軸としたパッケージの数々が展示されるほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて業務効率を改善するための提案も行われます。具体的には、農薬や園芸用品に最適なパッケージのコンセプトを示しながら、農業関連ビジネスにおける新たな技術導入の重要性を訴えます。

環境に配慮した製品ラインナップ



DNPのブースでは、持続可能性を重視したパッケージ製品が紹介されます。これにより、農業分野でも環境配慮型資材のニーズに応えていく予定です。以下にDNPの主な製品とその特徴を紹介します。

1. DNPハイバリアアルミ蒸着フィルムIB-FILM®
この製品は、高いガスバリア性と遮光性を特徴としており、農薬など内容物の品質を保持するために効果的です。従来のアルミ箔に代わる材料として使用することで、サプライチェーン全体でCO2排出量を約16%削減することが期待されています。

2. DNP植物由来包材 バイオマテック®
植物由来の原料を一部使用することで、石油由来の材料の使用を減らしています。これにより、パッケージのライフサイクル全体で温室効果ガスの排出が削減されると考えられます。

3. DNPカラー判定サービスTM
色の判定を簡便に行えるツールで、農業分野では種苗の育成状況の色判定に役立ちます。スマートフォンの画像分析を活用することで、従来の目視判定のばらつきを解消し、より客観的な評価が可能になります。

農業女子プロジェクトへの参画



DNPは、農林水産省が進める「農業女子プロジェクト」にも参加しており、同プロジェクトを通じた農業向けパッケージの課題解決に取り組んでいます。このプロジェクトは、農業に従事する女性たちの知恵を生かし、新たな商品やサービスを創出することを目指しています。DNPのブースでは、この取り組みの結果を紹介し、農業分野での活用方法を提案する予定です。

まとめ



2024年の農業WEEKに初めて出展するDNPは、持続可能な未来を切り開くために先進的なパッケージの提案を行い、農業分野の発展に寄与することを目指しています。環境に配慮した製品やサービスを通じて、新たな農業のスタイルを示すこの取組みに、業界内外から大きな期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
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