newmoが新会社設立
2024-10-31 12:39:35

約63億円の資金調達を行ったnewmoが新会社を設立し東海・沖縄に進出

newmo、新たな資金調達と地域進出の取り組み



株式会社newmo(東京都港区、代表取締役 青柳直樹)は、シリーズAの追加ラウンドにおいて、約63億円の資金調達を実施したことを発表しました。この資金調達により、同社のシリーズAラウンドの累計調達額は約167億円、創業以来の累計は約187億円に達しました。契約はすでに締結されており、近日中に払込が完了する予定です。

また、newmoは事業展開の拠点を拡大するため、名古屋及び沖縄に新たな会社「newmo東海株式会社」と「newmo沖縄株式会社」をそれぞれ設立しました。これは、地域に根ざした利用者視点のサステナブルな交通手段の提供を目指すものです。新会社は2024年10月に設立され、デジタル技術を活用したサービスを通じて地域の移動課題の解決に取り組む予定です。

最新の事業展開


newmoは、2024年1月に設立したスタートアップで、すでに大阪にてタクシー事業を展開し、株式会社岸交と提携、6月には株式会社未来都の経営権を取得しました。これにより、newmoグループでは600台以上のタクシー車両を保有し、従業員数も1,000人を超えています。また、7月からは日本版ライドシェアの運行を開始し、8月にはライドシェアドライバー向けの車両リースサービスも始めています。

特に、未来都社では経営管理の強化やデジタル化(DX)を推進しており、全営業所でグループウェアの導入による経営指標の可視化を進めています。最近の業務効率化では、自動点呼や無線配車依頼の自動化を導入し、前年比で応募数は1.4倍、内定率は7月から9月にかけて2倍に改善しています。これからもUD車両への切替や増車に対する積極的な設備投資を行う計画です。

名古屋と沖縄への進出背景


名古屋は、政令指定都市の中でも人口数が多い第3位であり、愛知県は全国で4番目のタクシー市場規模を誇ります。この地域には多くの産業支える企業があり、スタートアップ支援などの政策も進められているため、新たなビジネス展開に適した環境です。newmoは「STATION Ai」に根ざし、未来の東海地方での展開も視野に納めています。

沖縄は観光地として非常に人気が高く、昨年度は853万人以上の観光客を集めましたが、公共交通機関が少なく、タクシードライバーの数も減少しています。このような背景から、newmoは沖縄エリアでも新たな交通サービスを提供し、地域住民や観光客の利便性を向上させる考えです。

新会社の概要


名古屋と沖縄に設立された新会社は、地域に根ざした安心して利用できるサービス提供を目指し、今後の展開に期待が寄せられています。これに加え、newmoでは新規拠点立ち上げに関わる社員の採用を強化し、赴任・移住のサポート制度も新設しました。これにより、社員が働きやすい環境整備を図り、さらなる事業の推進を目指しています。

まとめ


今回の資金調達と新会社設立により、newmoは日本国内での交通事業の拡大を加速すると同時に、地域社会への貢献を目指しています。デジタル技術を活用した効率的で便利な交通サービスを通じて、地域の移動の改善に貢献する姿勢は、多くの期待を集めることでしょう。


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会社情報

会社名
newmo株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5丁目9番1号麻布台ヒルズガーデンプラザB4階
電話番号

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