アセンテックとエイチ・シー・ネットワークスの協業
株式会社アセンテック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松浦 崇)は、この度、オリックス株式会社の傘下であるエイチ・シー・ネットワークス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:田中 宗)と協業を開始しました。この業務提携は、仮想デスクトップやセキュリティソリューションに基づき、さらに強化されたデジタルワークスペースの提供を目指しています。
協業の背景と目的
最近のリモートワークやテレワークの普及に伴い、企業は情報セキュリティや業務の効率化に対するニーズが高まっています。アセンテックは、これまで20年以上にわたり、仮想デスクトップの販売と構築を行っており、その経験を生かして新たなビジネスの拡大を図ります。
新しく提携するHCNETは、高度なネットワーク技術を持つ企業であり、両社の強みを活かしたソリューションの提供が期待されています。アセンテックが展開する「リモートPCアレイ」は、セキュリティと運用効率を重視した製品であり、仮想デスクトップに必要な複雑な構築作業を大幅に簡素化することが可能です。
リモートPCアレイの特長
「リモートPCアレイ」は、特に以下のような特長があります。
- - ハイパーバイザーを必要とせず、設計構築の時間を削減。
- - 初期投資コストを大幅に削減。
- - 1ユーザ1カートリッジ構成でパフォーマンスの安定性を向上。
- - シンプルな管理機能を提供し、保守作業のコスト削減に貢献。
これらの特長により、企業が求めるセキュリティ対策と効率的な業務運営が実現可能となります。
主要顧客への展開
今回の協業により、自治体、文教、医療、産業・流通、社会インフラ分野において、HCNETがもつ顧客基盤に向けたソリューションの提供が開始されます。これにより、各業界における新たな顧客獲得に向けて、プロモーション活動も展開していく考えです。
具体的には展示会やデジタルマーケティングを活用した共同プロモーションが行われ、潜在的な顧客の開拓と案件獲得の機会を広げます。アセンテックはHCNETとの協力によってさらなる成長を図り、クライアントのデジタルワークプレイスの進化に貢献していく方針です。
アセンテックについて
アセンテック株式会社は「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイル変革に貢献する。」という理念のもと、仮想デスクトップ関連の製品開発や販売、コンサルティングサービスを提供しています。また、サイバーセキュリティ対策ソリューションやクラウドサービスも展開し、持続可能な社会の実現に向けたESGへの取り組みも強化しています。なお、同社は東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、証券コードは3565です。
まとめ
アセンテックとエイチ・シー・ネットワークスの協業は、デジタルワークスペースの革新に向けた重要な一歩といえるでしょう。この取り組みが、セキュリティと効率を兼ね備えた新しいビジネススタイルの実現に寄与することが期待されます。