尼崎市市制110周年を記念した新しいロゴマーク
2023年10月、尼崎市は市制110周年を迎えます。この記念すべき節目に合わせて、特別にデザインされたロゴマークが選ばれ、発表されました。選考の結果、313点の応募から厳選されたロゴマークは、尼崎の伝統に根ざした意味を持ち、地域の人々に愛され続けることを願っています。
ロゴマークのデザインに込められた思い
新しく決定したロゴマークは、「尼いも」「田能の里芋」「一寸そら豆」といった地元の伝統野菜をモチーフにしています。これらの野菜が笑顔で仲良く手をつないでいる姿は、地域の人々のつながりや、過去から受け継がれてきた歴史を象徴しています。作者のhossy nakkie(ホッシーナッキー)さんは、今回の作品を通じて、伝統野菜の重要性や地域の経済的な豊かさをつなげるメッセージを伝えています。彼は、「尼崎市が愛され続け、幸せな町であり続けることを願っている」と語っています。
表彰状の授与式
ロゴマークが決定したことを祝して、表彰状授与式が実施されます。日時は令和7年10月8日(水)午後6時45分からで、場所は市役所北館2階特別会議室です。授与式では、市長が受賞者に直接授与することになります。この表彰は、地域のデザイン力を評価し、さらなる活性化を促すための大切な瞬間です。
今後の活用方法
決定したロゴマークは、尼崎市の公式な周知活動や職員の名刺などに幅広く使用される予定です。また、今後展開される110周年記念プロジェクトや記念商品などでも利用され、多くの団体や事業者が主催するイベントにおいても目にすることができます。特に、地域住民や観光者を意識した様々な展開が期待されています。
応募の状況と選考の背景
ロゴマークの募集は令和7年7月1日から8月15日まで行われ、総計313作品が寄せられました。選考は、有識者による市制110周年ロゴマーク検討会議で行われ、最優秀賞1点、優秀賞2点、子どもデザイン賞10点が選ばれました。多様な視点からの評価を受け、選ばれた作品群は地域の活力を象徴するものとなっています。
尼崎市の未来へ向けて
市制110周年を他の地域と共に祝うこの機会は、コミュニティの絆を再確認し、さらなる発展を目指す契機となります。新たに選ばれたロゴマークは、地域の人々の思いをつなぐ象徴として、これからの尼崎市を支える力となることでしょう。これからも尼崎市がますます多くの人々に愛される街であり続けることを切に願います。