TGC熊本2025で麻生専門学校グループが地域高校生を支援

麻生専門学校グループが地元高校生に特別な体験を提供

2025年4月12日、熊本で開催された『麻生専門学校グループ presents TGC KUMAMOTO 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION』では、地域の高校生にとって忘れられない経験が生まれました。このイベントは、麻生専門学校グループが未来を担う若者たちに“本物の経験”を提供し、将来への希望や目標を描くきっかけ作りを目的としたものです。

高校生と企業のコラボレーション企画

このイベントの目玉の一つが、高校生と地元企業の連携による「ケータリングコラボ」企画です。2025年3月18日、翔陽高校にて行われた商品開発会議に参加したのは、農業、家庭、商業の各系列から集まった生徒15名。彼らは、実際に @TGC熊本2025 で提供されるスイーツを自ら考案するという貴重な機会を得て、大きな期待と緊張感を抱いて臨みました。

会議では、熊本特産の素材を活かしたスイーツのアイデアが出し合われ、1951年創業の老舗商社、(株)丸菱ホールディングスの協力のもと本格的な商品開発がスタートしました。3月24日には、丸菱本社でのサンプル試食会を経て、商品は次第にブラッシュアップされていきました。

完成したスイーツたち

完成したスイーツは、以下の2品です：

- フリーズドライ苺とピスタチオをトッピングしたフィナンシェ
- 2種類のマカロン（ショコラブラン×日向夏クリーム、フレーズ×ホワイトチョコクリーム）

マカロンのデザインや味の組み合わせは、生徒たち自身が考案しました。このようなプロセスを経て、TGC熊本2025本番当日を迎えました。

本番日に向けた準備

当日、高校生たちは会場の設営や接客を自ら担当しました。自分たちが企画した商品を手に取ってもらうために、緊張とワクワクに包まれながら販売ブースに立つ姿が見られました。商品は次々と売れていき、最終的には全品が完売。生徒たちは、自分たちのアイデアが形となり、他者に喜んでもらうという貴重な体験をしました。

参加した翔陽高校の生徒からは「マカロンのデザインが採用され、自信につながった。販売時に『かわいい』と言ってもらえたことが嬉しかった」との声が寄せられています。

視覚を意識したデザイン

このプロジェクトには、麻生建築＆デザイン専門学校のクリエイティブデザイン学科の学生もデザイン面で協力しました。彼らは商品魅力を引き立てるためのポップを制作し、高校や企業の特色をリサーチしながら、TGCの華やかな雰囲気に合わせたデザインに仕上げました。完成したポップは来場者の目を引くものとなり、制作者の松崎楓華さんは「実際の仕事に近いプロセスを経験できて刺激的でした」と振り返っています。

教育機関と地域の連携

麻生専門学校グループは、学びを実践の場に活かすことを重視しています。産学連携を通じて、即戦力となる人材の育成を目指し、地域の教育機関や企業との連携を強化しています。こうした取り組みは学生の成長を促し、未来への道を切り拓くチャンスをもたらしています。

今後も麻生専門学校グループは、地元の教育機関や企業との協力を通じて、若い世代が将来の夢や進路を描く手助けをし、地域社会に貢献するよう計画しています。