京セラの新商品、充電式チェンソー「DCS3620TL2」
京セラインダストリアルツールズ株式会社は、樹木伐採のプロフェッショナルをターゲットにした新しい充電式チェンソー「DCS3620TL2」を2024年8月6日から発売します。この製品は、軽量ボディとともに、高速で切断が可能な点が特徴的です。最近、樹木の高木化や老齢化に伴い、倒木被害対策としての樹木伐採のニーズが高まっています。特に、家屋や電線の近くに生える木は根本から伐採するのが難しく、上部から枝を切り下ろす特殊な伐採手法が求められています。
そのような現場で高い需要があるのが、軽くて取り回しやすいトップハンドルタイプのチェンソーです。この製品は、モーター駆動で騒音を抑えた設計となっており、住宅地などでも安心して使用できるのが魅力です。
特徴と性能
1. 軽さと動力性能の両立
「DCS3620TL2」は、質量がわずか3.1kgと非常に軽量で、作業者の負担を軽減します。また、エンジン式と比較しても優れた27m/sのチェンスピードを誇り、効果的に枝を伐採できるよう設計されています。
2. 自由自在な操作性
樹上での作業では、本体の取り回しが極めて重要です。このチェンソーは、サイドハンドルが重心近くを握れる斜め形状になっており、樹上でも自由に操作しやすくなっています。これにより、作業効率が大幅に向上します。
3. 切れ味が持つ新しい可能性
「DCS3620TL2」に装着されるチェン刃80TXLは、刃幅が1.1mmと薄いため、切断時の抵抗が少なく、スムーズな切断が実現されます。この特性により、消費電力を抑えつつ軽快な切断作業が可能となります。
製品仕様
- - 希望小売価格: 64,300円(税別)
- - 質量: 電池パックを含み、本体の質量は3.1kgです。
- - ラインアップ: 電池パックと充電器を含まないモデルも用意されています。
詳細は、公式サイトの製品ページ(
こちら)で確認ができます。
まとめ
京セラの「DCS3620TL2」は、樹木伐採作業に特化した充電式チェンソーとして登場します。軽量で操作性に優れ、高速での切断が可能となるこの製品は、造園業などプロユーザーにとって必須のアイテムとなるでしょう。ユーザーにとっての快適さを追求し、業務効率の向上に貢献することを目指しています。