新規事業の推進を支援する日清紡グループの新プログラム
近年、デジタル化の進展に伴い、新規事業の立ち上げはあらゆる業界で必要とされています。日本国内においても、大企業が自社のリソースだけで新たな事業を展開することは難しくなっています。このような中で、日清紡グループのJRCエンジニアリングがArent、Internnect、X.1の3社と共に『新規事業立ち上げ支援プログラム』をスタートさせました。
プログラムの概要と目的
JRCエンジニアリングの代表である岡村俊幸氏は、日清紡ホールディングスにおける豊富な経験を活かし、デジタルビジネスを推進し続けてきました。この新プログラムは、共同で新規事業を進めることで企業価値を高めることを目指しています。特に、企業規模の大きい企業は社内での意思決定にハードルがあるため、外部との共創がもはや必須です。
具体的には、事業企画から戦略立案、実装、さらには成長支援までを一貫して行う支援プログラムです。新規事業を立ち上げたい企業や、既存事業に課題を感じている企業に対して、最初のステップから伴走することを目的としています。
プログラムの特徴
- - 事業ポートフォリオの分析: 参加企業の現状のビジネス構造を詳細に分析します。
- - アイディエーション: 成長の可能性を見出し、新しいビジネス戦略を提案。
- - 障壁の排除: 意思決定のプロセスに影響を与える社内の課題を事前に洗い出し、解決策を提供します。
- - パートナーシップの構築: シナジーの高いパートナー(場合によってはM&Aも検討)との関係強化を図ります。
- - 全体的な伴走: プロダクトの構築や市場投入まで、全てのプロセスで支援を行います。
各社の役割
本プログラムには、Arentが持つ特定産業における課題解決能力やInternnectのチームビルディング技術、X.1が提供するブランド体験とシステム実装のノウハウが結集されています。これにより、幅広い業界における新しい価値創出を目指します。
現在の状況と今後の目標
この新規事業支援プログラムは2024年の年末までに少なくとも3つの新規事業を市場に投入し、その結果として収益化を目指しています。企業との高いコミットメントを求めながら、プログラムを推進していく方針です。
代表者からのコメント
各社の代表者も本プログラムに対する意気込みを語っています。岡村社長は「新規事業やDX推進に取り組む企業の価値向上に貢献できると確信している」と述べ、Arentの鴨林社長は「新しい価値創出のチャンス」と捉え、Internnectの岡本社長はチームビルディングの重要性を強調しています。X.1の久保社長は、プロジェクトの設計が如何に困難であるかを指摘しつつ、バランスの取れたアプローチを強調しました。
お問い合わせ情報
本プログラムに興味を持たれた方は、JRCエンジニアリングまでお問い合わせください。
- - 会社名: JRCエンジニアリング株式会社
- - 所在地: 東京都三鷹市下連雀8-7-2
- - お問い合わせ: URL
日清紡グループは、企業理念のもと、環境やエネルギー関連事業の展開を進める一方、新たなビジネス創出にも力を入れていきます。この新規事業立ち上げ支援プログラムが、より多くの企業の発展に寄与することを期待します。