NIKKO、能作、箔一のコラボ食器 "錫白"が国際的な栄誉を受賞
2025年に開催された「Tableware International Awards of Excellence」で、 NIKKO、能作、箔一の共同制作による食器「錫白(すずはく)」が、初めて設けられたサステナビリティ部門で見事世界一位を獲得しました。この受賞は、異なる素材を掛け合わせる新しい試みと、持続可能性への高い意識が評価された結果です。
世界的なコンペティションでの快挙
このコンテストは、世界中の250以上のブランドが参加した非常に厳しい競争の中で行われました。その中でも、日本のブランドとして唯一、NIKKOが輝かしい栄冠を手にしました。審査員たちは「革新的かつ創造的デザイン」と賞賛し、この新たな食器のプロジェクトに関わった3社の強力なコラボレーションが実を結んだことを高く評価しました。
錫白(すずはく)の魅力
「錫白」は、陶磁器ブランドNIKKOが開発した新作で、陶磁器と金属(錫)を組み合わせた革新的なデザインが特徴です。このプロジェクトは、NIKKOの「Material Waves™(マテリアルウェイブス)」という取り組みの一環として行われ、工芸と工業の枠を超えた共同作業によって生まれました。
この食器は、機能性とデザイン性を兼ね備え、使うほどに味わいが増す美しさが魅力です。特に、NIKKO FINE BONE CHINAで作られたプレートのフチを金属で覆うことで、破損リスクが低減し、長く使える器となっています。また、錫のフチに施された金箔や銅箔、錫箔のコーティングは、時間と共に風合いを増し、使う楽しみを長続きさせます。
持続可能性へのアプローチ
「錫白」が評価された理由の一つが、持続可能性への強い意識です。NIKKOの三谷専務取締役は、「見た目だけでなく、持続可能性を考えた作り方を重視しました。それが、世界的な評価につながったと思います。」と述べています。これにより、廃棄物を削減し、限られた資源の有効活用にも貢献しています。
未来に向けたコラボレーション
この評価は、NIKKO、能作、箔一の3社がこれまでの技術と知識を共有し、新しい価値を生み出すために連携したことの証明でもあります。NIKKOの佐久間氏は「試行錯誤の結果、こうした評価をいただけたことが大きな励みになりました」と語っています。
NIKKOの未来に向けた取り組み
1908年に設立されたNIKKOは、陶磁器の最高品質を追求し続けています。今後も持続可能な製品開発に取り組み、資源の循環型利用を進めることで、環境保護に寄与し続けるとともに、お客様に愛されるブランドを目指します。これからも進化を続けるNIKKOの新たな挑戦に期待が高まります。
販売情報
「錫白」は、NIKKOの公式オンラインショップや、ロストアンドファウンド東京ストアで購入可能です。新たなテーブルウェアとして、自宅での食卓を楽しく彩ることでしょう。ぜひ、その魅力を手に取って実感してください!
【LOST AND FOUND TOKYO STORE】
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1丁目15-12
営業時間:11:00〜19:00 定休日:火曜日
TEL:03-5454-8925
公式オンラインショップ
まとめ
NIKKO、能作、箔一による「錫白」は、国際的な舞台で評価された日本の伝統と革新が融合した素晴らしい製品です。これからも彼らの挑戦が続くことを期待し、その行く先に注目してゆきたいです。