富山・高岡市に「紡tsumugu」オープン!
富山県高岡市に、文化と歴史が息づく新しいカフェ&ギャラリー「紡tsumugu」が誕生しました。この空間は、著名な設計事務所『HAJIME YOSHIDA ARCHITECTURE』によって設計され、地元の伝統と現代の要素が絶妙に融合しています。
「紡tsumugu」は、歴史ある西繊ビルの1階に位置し、高岡の特色ある街並みの中で訪れる人々を迎えます。この地域は、かつてミシンを使って子供たちの学生服を作る女性たちが活躍した場所として知られています。そこにある「紡tsumugu」は、地域の歴史を尊重しながら、現代のライフスタイルに寄り添った空間として新たに生まれ変わりました。
このプロジェクトは、1970年代の西繊ビルプロジェクトの一環として進行されており、 HAJIME YOSHIDA ARCHITECTUREの吉田甫氏の手で、工芸と建築が一体となった美しい内装が完成しました。店内には、地元の『モメンタムファクトリー・Orii』が提供した色付きの銅板が使われており、独特の雰囲気を醸し出しています。
さらに、カフェの什器には、吉田氏が展開するインテリアブランド『hajimeyo』の製品が並び、新作の「小皿」も楽しむことが可能です。この商品は、空間に新たなスタイルを加え、訪れる人々に素敵な体験を提供します。
商品情報
Japan Flower vase
「Japan Flower vase」は、日本の伝統工芸である漆を用いた壁掛け一輪挿しです。そのデザインは、空間の中に一本の線を引き、風景を作り出すことを目的としています。シンプルなフォルムが特徴で、どんな場所にもマッチします。上部に施された箔は、雪や光のカケラが落ちてくるような抽象的な景観を生み出し、生け花とも共鳴するアート作品のようです。これは、高岡市の蒔絵師・漆芸吉川とのコラボレーションによって生まれた商品です。
Japan Plate
「Japan Plate」は、漆を用いた美しい小皿です。上部には銀河の星屑が流れるような箔が施されており、日常生活に豊かさを加える素晴らしい工芸品です。これらの製品は、地域の伝統工芸を現代に引き継ぎ、アートとして楽しめる要素を持っています。
結び
「紡tsumugu」は、単なるカフェやギャラリーという枠を超えて、地域の文化と歴史を大切にしつつ現代の人々に愛される新たな交流の場となっています。訪れることで、伝統の美しさや地域の魅力を再発見できるでしょう。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗情報