藍染体験で岡山の伝統と未来を織り交ぜて楽しむ特別なワークショップ

藍染体験を通じて紡がれる岡山の魅力

日本の伝統的な染色技術である藍染。それは岡山県に特に根付いた文化であり、地域の誇りでもあります。そんな藍染を体験できる特別イベントが、玉野市にある「KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新」で開催されます。このイベントは、岡山のデニムブランド「ITONAMI」とのコラボレーションによって実現しました。

岡山の藍染の魅力

岡山県は繊維産業が盛んな地域で、特に倉敷市は国産デニムの生産地として知られています。藍染は、山岳地帯で栽培された藍の葉を使って染色するため、自然と共生する技術でもあります。今回のイベントでは、参加者が持参した衣類や布製品をインディゴ染料で染める体験を通じて、藍染の技術を学ぶことができます。このプロセスを経験することで、参加者は岡山の繊維文化とその裏にあるサステナブルなものづくりの精神に触れることができるのです。

イベントの詳細

藍染体験ワークショップは、2025年7月5日、26日、27日の3日間にわたり、KEIRIN HOTEL 10で開催されます。各日には、14:00と16:00の2回、7月27日には10:00からも開催されます。定員は各回10名と限られているため、事前に予約が必要です。料金は一人あたり4,400円（税込）ですので、早めの申し込みをお勧めします。

ワークショップの内容

参加者は、持参した衣類や布製品をITONAMIのスタッフからの指導のもと、実際に藍染めを行います。藍の色合いは一つとして同じものはなく、それぞれの個性を持ったオリジナル作品ができあがります。完成した作品は洗浄・乾燥の作業を経て、全く新しい命を吹き込まれたアイテムとして生まれ変わります。

ITONAMIの取り組み

株式会社ITONAMIは、2020年に設立され、地域のデニム工場と連携しながら持続可能な製品づくりに努めています。特に、廃材デニムの再活用を進めることで、循環型ものづくりを実践しています。ターナーホテルでも競輪場の廃材をアートに再利用するなど、資源の有効活用に取り組み、伝統と現代を織り交ぜる試みを行っています。

KEIRIN HOTEL 10の特長

KEIRIN HOTEL 10は、日本初のスタジアム一体型ホテルで、競輪場の近くに位置しています。このユニークなホテルでは、149室のうち約126室が競輪場に面しており、レースの迫力を間近で味わえる特別な空間が広がっています。宿泊者は、競輪選手の練習風景やレース観戦を楽しめるため、競輪ファンにはたまらない体験ができます。