高校生クリエイターの熱気あふれる戦い!第14回アプリ甲子園決勝大会レポート
2024年11月17日、TODA HALL & CONFERENCE TOKYOにて、丸井グループとライフイズテック株式会社共催の「第14回アプリ甲子園」決勝大会が開催されました。全国から集まった中高生クリエイターたちが開発した独創的なアプリの数々が披露され、会場は熱気に包まれました。
アプリ甲子園とは?
2011年から続くアプリ甲子園は、日本最大級の中高生向けアプリ開発コンテストです。企画力と技術力を競い合う「一般開発部門」と、協賛企業が提示する課題解決に挑む「アイデア部門」、そしてAIを活用したアプリ開発を競う「AI開発部門」の3部門で構成されています。
白熱の決勝大会!
決勝大会には、各部門の予選を勝ち抜いた12チームが出場。プレゼンテーションでは、開発の苦労話やアプリへの熱い想いが語られ、審査員や観客を圧倒しました。特に印象的だったのは、一般開発部門優勝の伊藤璃乃さん(高校2年生)による『mappy』と、AI開発部門優勝の得丸創生さん(高校3年生)による『TutoriaLLM』のプレゼンテーションです。
一般開発部門優勝:『mappy』
伊藤さんの『mappy』は、場所と思い出をリンクさせる革新的なアプリです。写真や音楽、手紙などを特定の場所に紐づけることで、その場所を訪れるたびに鮮明な思い出を呼び覚ますことができます。場所と記憶を繋げるという、シンプルながらも奥深い発想が評価されました。
AI開発部門優勝:『TutoriaLLM』
得丸さんの『TutoriaLLM』は、AIを活用して子どもたちが楽しくプログラミングを学べるサービスです。AIがまるで先生のように、チュートリアル形式でプログラミングを指導。子どもたちは指示通りに作業するだけでなく、自ら考え、試行錯誤しながらプログラミングの概念を理解していくことができます。
その他受賞作品
準優勝作品や協賛企業賞受賞作品も、それぞれが独自のアイデアと技術力で開発された素晴らしいアプリばかりでした。
準優勝(一般開発部門): 『BentoPalette』(吉田祐梨さん、中学3年生) - お弁当作りを楽しくサポートするアプリ
準優勝(AI開発部門): 『Handy』(田上陽太・李圭昇さん、高校3年生) - 手話をリアルタイムでテキストに変換するアプリ
Cygames賞: 『Puppeteer』(宇枝礼央さん、高校2年生) - 指で操るパペットを使ったアドベンチャーゲーム
モンスターラボ賞: 『Handy』(田上陽太・李圭昇さん、高校3年生)
マイナビ賞: 『TrashTrace』(酒井涼雅さん、高校3年生) - 街の清掃活動を促進するSNSアプリ
未来を担う若き才能
今回のアプリ甲子園では、中高生たちの想像力と創造力が爆発する素晴らしい作品が数多く誕生しました。彼らが開発したアプリは、社会問題の解決や人々の生活を豊かにする可能性を秘めています。今後の活躍が非常に楽しみです。
大会概要
開催日時: 2024年11月17日(日) 13:00~18:00
会場: TODA HALL & CONFERENCE TOKYO ホールA
主催: 株式会社丸井グループ、ライフイズテック株式会社
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審査員: 著名なエンジニアや大学教授など
まとめ
第14回アプリ甲子園は、未来のクリエイターたちの可能性を改めて感じさせてくれる、感動と興奮に満ちた大会でした。彼らの挑戦は、日本のIT業界の未来を明るく照らしてくれるでしょう。