株式会社スイッチサイエンス(以下、スイッチサイエンス)は、2025年10月30日から新たに6製品の計測機器を取り扱うことを発表しました。取り扱うのは、中国・深センに本社を構えるFNIRSI社が製造した製品です。オシロスコープやマルチメータなど様々な計測機器がラインナップされ、高機能でありながら手頃な価格帯で提供されます。
具体的な取り扱い製品は以下の通りです。まずは「Digit Multimeter DMT-99」。このデジタルマルチメータは、4インチのフルカラーTFTディスプレイを搭載し、様々な電気的な測定に対応しています。最大10,000カウントまでの測定が可能で、価格は税込6,400円です。
次に「FNIRSI DSO-510」ですが、こちらは手のひらサイズのミニデジタルオシロスコープです。最大10MHzの帯域幅と48MSa/sのサンプリングレートを持ち、持ち運びにも便利です。価格は税込7,600円となります。
「FNIRSI DMC-100」は10,000カウントの高精度クランプメータで、最大600Aの電流や最大750Vの電圧を測定できます。マルチメータ機能も備えており、税込8,000円で購入可能です。
さらに、「FNIRSI LC1020E」は、最大±0.05%の高精度を誇るハンドヘルドデジタルLCRメーターです。測定の際には多様なパラメータが測定可能で、価格は税込10,500円です。
「FNIRSI DPOS350P」は、1 GSa/sのサンプリングレート、350 MHzのアナログ帯域を持ったタブレット式オシロスコープです。複数の機能を持ち合わせているため、実験・開発の現場で非常に役立ちます。税込39,800円での販売です。
そして最後に、「FNIRSI 1013D」のタブレット式デュアルチャンネルオシロスコープ。これは1 GSa/sのサンプリングレートに加え、便利な機能も多数搭載しており、税込21,500円での提供です。
FNIRSI社は年間150万台の生産能力を誇り、インテリジェントな計測・測定機器の設計、開発、販売を手掛けるハイテク企業です。自社の設計理念として「シンプル・便利・プロフェッショナル・効率的・若々しさ」を掲げ、今後も機能性とコストパフォーマンスを併せ持つ製品を展開していくことを目指しています。スイッチサイエンスは、このようなFNIRSIの製品を通じて多くのユーザーに利便性あるツールを提供し、教育現場や開発の現場での活用を促進していくことに注力しています。
電子工作用品やSTEM教育に力を入れるスイッチサイエンスは、Raspberry Piの認定リセラーやM5Stackの総代理店としても知られ、今回は新たに計測器の取り扱いを開始することで、より多様なニーズに応えていきます。興味のある方は、スイッチサイエンスの公式ウェブショップ(https://www.switch-science.com/)をチェックしてみてください。新しい計測機器がお手元に届く日を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。スイッチサイエンスは今後も技術の発展を目指して、サポートを続けていく意向です。