新しい時代の買い物体験が始まる
東芝テック株式会社(本社:東京・品川区)は、現在の小売業界に革新をもたらすため、グローバルリテールプラットフォーム「ELERA®」を用いた新しいソリューションを発表しました。このソリューションは、株式会社Retail AIが提供するセルフレジ機能付きのスマートカートシステム「Skip Cart®」と連携し、みやぎ生協の愛子店で2024年10月30日より稼働を開始します。
セルフレジの進化
今回の導入により、みやぎ生協では従来の有人レジやセルフレジに加えて「Skip Cart®」が追加されることで、消費者のレジ待ち時間が大幅に短縮されることが期待されています。特に忙しい時間帯において、従業員の負担を軽減しつつ、消費者にとってもスムーズな買い物体験を提供できるようになります。また、「Skip Cart®」はAIを活用して、消費者に対して商品レコメンドを行う機能も備えており、より付加価値の高い買い物体験を実現します。
クラウドでの連携
「ELERA®」を通じて「Skip Cart®」との接続を実現することで、みやぎ生協の店舗システムとの連携がスムーズに行われます。これにより、周辺の買い物環境が全体的に効率化され、顧客体験の向上に寄与することが期待されます。さらに、この取り組みは2025年にも他の店舗へと拡大される可能性が示唆されています。
みやぎ生協愛子店の概要
みやぎ生協愛子店は、仙台市青葉区栗生7丁目に位置し、便利なアクセスも魅力です。営業時間は通常9:30から23:00までですが、日曜日は9:00からの開店となります。なお、Skip Cart®の利用は21:00までとなっています。JR陸前落合駅からは徒歩21分の距離で、地域の人々に親しまれる店舗としての役割も果たしています。
流通の未来を切り開く
東芝テックは、デジタル化が進展する現代において、流通業界のイノベーションの中心的な役割を果たすことを目指しています。具体的には、戦略パートナーであるRetail AIと共同でプロジェクトを推進し、新しい買い物体験を生み出す取り組みを続けています。これにより流通の仕組みを効率化し、未来の小売業を見据えた取り組みを進めていくことでしょう。
今後とも、東芝テックとRetail AIの連携に注目が集まります。
*本記事で取り上げた商品名は各社またはグループ会社の商標または登録商標です。