JMAMとquantumが共同開発した新事業育成プログラムの全貌

JMAMとquantumによる新たな挑戦

2023年8月1日、株式会社日本能率協会マネジメントセンター（JMAM）は、株式会社quantumと共同で新たな「事業開発人材育成プログラム」の提供を開始しました。このプログラムは、新規事業開発に携わる企業の人材を対象に、必要とされるスキルと知識を実践的に学べる機会を提供します。

プログラムの概要

本プログラムは、アイデア創出から仮説検証、リーンキャンバス設計、ピッチトレーニング、事業提案まで、新規事業開発に必要な一連のプロセスを体系的にカバーしています。受講者は、自らの役割やスキルレベルに応じた段階的なカリキュラムを通じて、企業内での事業開発人材として成長することが期待されます。

背景にある企業の課題

近年、少子高齢化や市場の成熟、さらにはグローバル競争の激化という環境要因が企業の成長を妨げています。顧客のニーズが多様化する中、企業は柔軟で革新的なアプローチを求められていますが、実際のところ新規事業の立ち上げには多くの困難が伴います。その主な障害は、人材確保やノウハウの不足、アイデアの枯渇など、人的要因に起因することが多いのです。

JMAMとquantumの強み

JMAMは、半世紀にわたる人材育成の経験を基に、企業が直面する課題を理解し、組織開発に強みを持っています。一方のquantumは、100社を超える企業や大学と協力し、新規事業開発を推進してきた実績を誇ります。両者が協力することで、「教育」と「伴走支援」の両面から事業開発人材を育成する取り組みが実現しました。

実践型教育プログラムの内容

プログラムでは、全従業員を対象にした研修や、選抜者のための特訓など、さまざまな教育形態が用意されています。「未来洞察研修」や「事業創出ワークショップ」を通じて、受講者は自社の未来をデザインし、実際の社会課題に取り組む力を培います。これにより、単なる知識の習得にとどまらず、実際の事業を創り出す経験をも積むことが可能になります。

伴走支援による実践力の強化

quantumが提供するAI駆動の新規事業開発ソリューション「Leanmodels」は、事業アイデアから仮説検証、事業計画書の作成までをサポートしています。このソリューションを用いることで、受講者は実際の事業開発プロジェクトに 참여し、MVP（Minimum Viable Product）やPoC（Proof of Concept）の作成に関与する機会を得ます。これにより、実社会で求められるスキルが自然と身につきます。