リーガルスケープが新たなパートナーシップを開始
株式会社リーガルスケープは、東京都文京区を本社に置き、法情報のデジタル化を推進する企業です。同社は、近年急成長を遂げており、法律業界において不可欠な存在となっています。今回、株式会社新世社との提携を発表し、法律書籍のデジタル版掲載を開始しました。
この提携により、リーガルスケープが提供するプラットフォーム「Legalscape」へは、業界最大級の書籍数である4,000冊を超える書籍が加わります。このプラットフォームは、法令や判例、専門書など、様々な法情報を包括的に提供し、法律に関わる全ての人々にとって重要なツールとなっています。
提携の背景と目的
リーガルスケープは、法令や判例のデジタル化に伴う情報活用の促進を目指しています。この取り組みは、特に法律事務所や企業法務部において、効率的かつ迅速な情報収集を実現し、実務の質を向上させることを狙っています。新世社と連携することで、信頼性の高い専門書を厳選し収録し、さらに多様なニーズに応えることができます。
「Legalscape」の特徴と機能
2021年に正式版がリリースされた「Legalscape」は、ユーザーからの高い評価を受けている法律リサーチプラットフォームです。このシステムでは、法務パーソンが抱える複雑な法律情報の収集・分析ニーズに応えるための高度なリサーチ機能が充実しています。特に、組み込まれた生成AI機能「Watson & Holmes」が、情報を素早く検索できるようにサポートし、リサーチの質を大幅に向上させています。
書籍の内容と多様性
新たに加わる書籍は、実務家からの評価が高い専門書や、利用者からの要望が多かった信頼性のあるタイトルを厳選して収録しています。この取り組みによって、弁護士や企業法務の専門家だけでなく、学生や研究者、一般の法に興味を持つ人々に向けた教育的なリソースが提供されます。今後も様々なジャンルの書籍を取り入れていく予定です。
リーガルスケープと新世社の今後
株式会社新世社は1987年に創業以来、法学から経済学に至るまで幅広い分野の書籍を出版し、多くの読者から信頼を得てきました。今回の提携は、両社にとって新たな可能性を開くものと期待されており、書籍販売の新たなエコシステムを形成するでしょう。
リーガルスケープは、今後も利用者のニーズに応じたサービス向上を目指し、法律情報のデジタル化を進めていく意向です。法律書籍のデジタル販路の拡大を通じて、社会に貢献し続ける企業であり続けることを目指します。
会社情報
この提携を通じて、法律情報の利活用がさらに進展し、多くの人にとって便利で価値あるプラットフォームとなることが期待されています。