食品ロス削減の取り組み
2024-11-06 14:41:19

名古屋の企業が協力して食品ロス削減と食支援に貢献

名古屋で実施される食品ロス削減の取り組み



名古屋市を拠点とする株式会社ファミリーマート、株式会社トーカン、寿がきや食品株式会社の三社は、地域の食品ロス削減と食支援の取り組みを強化することを発表しました。この活動は、余剰在庫となった加工食品を寄贈することで、年末年始に食支援が必要な家庭に手を差し伸べるものです。

寄贈の概要


この寄贈は、11月12日にファミリーマート昭和塩付通一丁目店で行われ、食品が愛知県母子寡婦福祉連合会に届けられます。寄贈される製品は、トーカンからレトルト食品300個、寿がきや食品からカップ麺360個の計660個で構成されています。

特に、レトルト食品やカップ麺などは忙しい家庭にとって重宝されるアイテムであり、特に年末年始の時期には需要が高まります。この寄付は、食料が必要な方々に直接的な支援を提供することにつながります。

ファミマフードドライブとは?


この寄贈は「ファミマフードドライブ」の一環で行われます。このプロジェクトは、家庭で余っている未使用の食品をファミリーマートの店舗に持ち込むことを通じて、地域のNPOや社会福祉協議会と連携し、支援が求められる人々に届ける仕組みです。愛知県内のファミマフードドライブ実施店舗はおおよそ720店と、全国でも最も展開店舗数が多い地域となっています。

地域企業との協力


ファミリーマートの執行役員、成田祥之氏は、「ファミリーマートは地元企業との連携を深め、地域社会に貢献していく。家族のように地域に寄り添い、食の支援を通じて全国に輪を広げていく」と述べています。また、トーカンの山田伸行専務は、「地域に根差した企業として、サステナビリティの観点からもこの取り組みを推進していきたい」と意気込んでいます。

寿がきや食品の水野勇取締役は、「我々の製品が地域の支援に役立つことに喜びを感じている」と強調し、地域のパートナーシップの強化に向けた意欲を示しています。

地域支援とその影響


愛知県母子寡婦福祉連合会の理事長、山本広枝氏は、「この取り組みは、ひとり親家庭に明るい笑顔を届けるきっかけとなる」と感謝の言葉を述べ、寄贈された食品が生活困難な家庭にとってどれほど重要かが示されています。

今後もこれらの企業は、さらなる地元企業との協力を通じて、食品ロス削減と地域への貢献に向けた取り組みをさらに拡大させていく方針です。地域社会の繋がりを深めながら、多くの人々に支援の手を差し伸べる活動が期待されています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社ファミリーマート
住所
東京都港区芝浦3-1-21msb Tamachi 田町ステーションタワーS 9F
電話番号
0120-079-188

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。