NTTドコモ、インテージ、サイカが新たなマーケティングプラットフォームを開発

マーケティングプラットフォームの革新

株式会社NTTドコモ、株式会社インテージ、株式会社サイカの3社が、ブランド選択率向上およびロイヤリティ強化を目的とする新たなマーケティングプラットフォームの開発に着手しました。このプラットフォームは、顧客分析から施策実行、さらに効果検証を一貫して行うことができることを目指しています。

プラットフォーム開発の背景

企業のマーケティング活動においては、顧客分析や戦略設計、施策の実行、効果検証といった一連のプロセスが必要ですが、現状ではこれらを支援できるサービスは少ないとされています。そのため、上流プロセスと下流プロセスが分断され、マーケティング活動の精度が低下しています。これを解消するために、3社はそれぞれのデータや技術を活用し、統合的なマーケティングを行うプラットフォームを構築することとなりました。

新プラットフォームの全貌

このプラットフォームでは、NTTドコモのdポイントクラブ会員1億人以上のデータを基に、顧客の属性や位置情報などを分析します。これにより、ブランド選択やロイヤリティを形成する要因を特定し、具体的な施策を実行します。

さらに、顧客分析から得られる見解をもとにしたコミュニケーション戦略を策定し、施策の実施後には消費者意識の変化や購買リフトなどを測定します。これにより、ブランド選択率およびロイヤリティの強化が一貫して行えるようになります。