真慈悲寺研究の新展開
2023-09-06 10:37:55

中世寺院「真慈悲寺」研究に新展開!日野市で貴重な瓦出土と国宝公開

中世寺院「真慈悲寺」研究に新たな展開!貴重な瓦出土と国宝公開



東京都日野市百草地区で、中世の大寺院「真慈悲寺」に関する驚くべき発見がありました。

真慈悲寺は、鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』にも登場する由緒ある寺院です。平成元年に、京王百草園で5000点もの中世瓦が出土し、真慈悲寺が百草の地にあったことが裏付けられました。そして時を経て、今年、新たな発見がもたらされました。なんと、隣接する百草八幡神社境内から、これまでに発見された瓦とは異なるタイプの瓦が発掘されたのです。この発見は、真慈悲寺研究に新たな光を当てるものとして、大きな注目を集めています。

この発見を記念し、9月17日(日)には、真慈悲寺に関する公開講座が開催されます。講座では、この新たな瓦出土の意義や、真慈悲寺の規模、歴史的役割などについて、専門家による解説が予定されています。

さらに、同日には、百草八幡神社に伝わる国指定重要文化財「銅造阿弥陀如来坐像」が、4年ぶりに一般公開されます。この阿弥陀如来像の背銘には「真慈悲寺」の文字が刻まれており、真慈悲寺の歴史解明に繋がる重要な手がかりとなります。

今回のイベントは、歴史好き、考古学好きにとって見逃せない機会となるでしょう。中世の歴史ロマンに浸りたい方はもちろん、日野市の歴史や文化に興味のある方にもおすすめです。

イベント詳細



日時: 令和5年9月17日(日)

公開講座:午前10時~正午
銅造阿弥陀如来公開:午前10時~午後3時(小雨実施)

会場:

公開講座:京王百草園内松連庵(東京都日野市百草560)
銅造阿弥陀如来公開:百草八幡神社境内(東京都日野市百草867)

講師: 清野利明氏

申し込み:

公開講座:要申し込み(先着40名)。9月5日(火)午前10時から日野市ふるさと文化財課(電話042‐583‐5100)へ電話
阿弥陀如来公開:申し込み不要

まとめ



今回の新たな瓦出土と国宝の公開は、中世の歴史研究において大きな意味を持つ出来事です。真慈悲寺という謎多き寺院の全貌解明に繋がる重要な発見であり、歴史に興味のある方はぜひこの機会に日野市百草を訪れて、歴史ロマンを体感してみてはいかがでしょうか。 日野市の魅力を再発見する絶好のチャンスです。地元住民だけでなく、歴史ファンや観光客にも広く情報を発信し、この貴重な機会を多くの人に知ってもらうことが大切です。 今後の研究にも期待が高まります。

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会社名
日野市役所
住所
東京都日野市神明1-12-1
電話番号
042-585-1111

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