障害者アーティストの力を信じて、神戸から発信するクラウドファンディング！

魂の宴☆神戸の代表的なライブハウスから世界へ

障害を持つ人たちの音楽やアートを通じた表現活動を支援するプロジェクト、「魂の宴」が本格的に始動しました。このプロジェクトは、NPO法人Birth神戸の主催で実施され、障害を持つアーティストたちに自己表現の場を提供することを目的としています。神戸市中央区に拠点を置くこのNPOは、2017年に設立され、障害福祉サービスを提供しています。

クラウドファンディングによる支援

今回のプロジェクトは、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE for Social Good」を通じて資金を募る形で展開されています。このクラウドファンディングは、2024年10月25日まで行われ、さまざまな支援メニューが用意されています。その一環として、1,000円の支援ではYouTube生配信の応援チケットが、2,500円では障害を持つアーティストたちによるオリジナルTシャツがリターンとして提供されます。

プロジェクトの背景

音楽やアートは、多くの人々にとって心の支えとなります。しかし、障害のために一般的な就労が難しい方々にとっては、自己表現の機会が限られているのが現状です。このような状況を改善するために、彼らが心の声を届ける場を提供することが大切だとNPO法人Birth神戸の理事長、萩原護氏は考えました。これにより「生まれてきてよかった」と感じられる瞬間を生むための活動として、「魂の宴」が誕生しました。

イベントの特徴

このライブイベントは、神戸の象徴ともいえるライブハウス「神戸太陽と虎」で毎年開催されており、今年で第6回目を迎えます。神戸国際大学、流通科学大学、第一学院高等高校の学生バンドがボランティアとして参加し、地域の人々とのつながりを深めています。このイベントを通じて、障害者アーティストたちが自らの思いを音楽で表現し、多くの恵まれない仲間に勇気を与えることを目指しています。