オフショア開発の効率化を実現するBacklogの導入事例
株式会社アイムービックは、オフショア開発の際に直面していた様々な課題を解決するため、株式会社ヌーラボが提供するプロジェクト管理ツール「Backlog」を採用しました。特に、言語や文化の違いを尊重しながら、効率的に業務を進行する必要があったため、Backlogの導入が大きな成果を上げています。
導入の背景
アイムービックはオフショア開発を積極的に活用しており、主にベトナムのパートナー企業と連携しています。しかし、従来のエクセルではファイル管理やバージョン管理に多くの時間を浪費しており、どのファイルが最新かも分からないという問題に直面していました。さらに、複数のプロジェクトを同時に進行する中で情報を一元管理するツールの必要性が高まっていました。この状況を打開するため、Backlogが導入されました。
Backlogの機能と効果
スムーズな進捗管理
Backlogのガントチャート機能を活用することにより、タスクの進捗状況が可視化され、どの部分が遅れているかを早期に把握することができます。この結果、迅速に対応が可能になり、全体の管理コストも大幅に削減。もはやエクセルに頼る必要はありません。
バージョン管理の効率化
また、BacklogのGit機能により、ソースコードの変更履歴が簡単に確認できるようになり、メンバー間のコミュニケーションがスムーズになりました。これにより、新規ファイル作成の手間も大幅に減少し、業務の負担が軽減されました。
共通ルールと見える化の重要性
Backlogを通じて「共通ルール」を設けることができ、タスク登録時に必要な情報を明確に伝えることができるようになりました。このような仕組みにより、文化や言語の違いを超えた効果的なチームワークが実現したのです。特に、ベトナムのパートナー企業との協業では、若いメンバーが多く即座に意思決定ができる環境が整い、高い意欲を持って仕事に取り組んでいます。
今後の展望
アイムービックのエンジニアである小阪様と久米様も語るように、今後もBacklogの運用を見直し、変化するニーズに対応していくことが求められます。特に労働人口が減少という背景がある今、より多様な人材や雇用形態を受け入れるためにも、効率的なチームワークマネジメントが必要だと考えています。今後、Backlogがこのような多様化したチームづくりに貢献することが期待されます。
Backlogの概要
Backlogは、シンプルで使いやすいインターフェースを備え、業種を問わず活用できるプロジェクト管理ツールです。タスク管理だけでなく、WikiやGit、ガントチャートなどの機能も統合されているため、チーム全体の業務を一元的に管理することができます。導入から17年が経過し、140万人以上のユーザーに支持されているその信頼性は、業務効率化を図る企業にとって非常に魅力的な選択肢です。
株式会社ヌーラボ
本社は福岡県福岡市に位置し、Backlogを始めとするプロジェクト管理や情報セキュリティのサービスを提供しています。今後も、多種多様な顧客ニーズに応えるため、Backlogを中心としたサービス改善を続けていく方針です。