JR東日本が10日間の新鉄道パスを発表
JR東日本は、訪日外国人旅行者向けに新たに10日間有効の鉄道パス「JR EAST PASS(Tohoku area)」を発売することを発表しました。このパスは、東北地方を周遊したい旅行者に特化しており、既存の5日間用パスに代わる選択肢として注目されています。
新パスの概要
新たに加わる「JR EAST PASS(Tohoku area)10日間用」の情報は以下の通りです。
- - 有効期間: 購入時に指定された開始日から連続する10日間。
- - 発売価格: 大人48,000円、小人24,000円(小人は6歳以上12歳未満)。12歳以上は大人扱いです。
- - 利用開始日: 2025年5月15日から使用可能。
- - 発売開始日: 2025年4月15日から、利用開始日の1ヵ月前より購入可能です。
この長期パスは、観光促進と地方創生に寄与することを目的としており、訪日外国人の東北地域への訪問を助けるものです。
東北地域へのインバウンド誘致
JR東日本は、一般社団法人東北観光推進機構やその他の地域団体と連携し、海外からの観光客誘致に力を入れています。新しいパスの導入に際し、活動を一層強化する方針を示しています。特に、2025年秋に予定されている「Adventure Week」に注目し、地域の自然や文化、アクティビティを体験できる機会を提供することで、東北の観光魅力をPRします。
AdventureWeekとは?
「Adventure Week」は、アドベンチャートラベル業界の国際団体ATTAが選定した地域で開催されるイベントです。参加者は、実際に東北の自然や文化を体験しながら、地域との商談会などに参加し、旅行商品を磨き上げていくことを目的としています。
イーストジャパン・ゴールデンルート
JR東日本は、2024年5月には「イーストジャパン・キャンペーン推進協議会」を設立し、東北と北海道を結ぶ新たな観光ルート、「イーストジャパン・ゴールデンルート~はやぶさライン~」を推進しています。このルートは、仙台や盛岡、青森などを巡る易しく魅力的なルートとして、国内外からの観光客に紹介されることを目指しています。
まとめ
新たに登場する「JR EAST PASS(Tohoku area)10日間用」は、訪日外国人がより自由に東北を楽しむための資源となります。JR東日本は、地域の魅力をさらに引き出しながら、多くの人々に東北の素晴らしさを伝えていくことでしょう。新しい旅の選択肢が、観光業界の活性化に繋がることを期待しています。詳細は公式サイトにてご確認ください。
JR東日本公式サイト