新たな美食を提供する熱海のデスティネーションオーベルジュの魅力

熱海の新たな美食体験が始まる

2025年8月、静岡県熱海にオープンする「NIPPON RESORT無為自然 -ATAMI-」内にて、注目のダイニング「LAT.34°N by 蒼」がグランドオープンします。このレストランは、デスティネーションオーベルジュという新たな概念を基に、食による旅の目的地を目指しています。『蒼』の哲学を生かし、伊豆半島の豊かな自然から生まれる素材を最大限に活かしたガストロノミー体験を提供します。

東京を代表するフレンチ『蒼』の流れをくむ

「LAT.34°N by 蒼」は、食べログGoldの受賞歴を持ち、全国一位の評価を受けた東京の名店『蒼』の系譜を引き継いだレストランです。シェフの峯村康資氏が築いたその世界観は、素材の本質を引き出し、一皿で自然の美しさを語ることを主眼に置いています。この新しいレストランでは、伊豆の海と大地の恵みを融合させた料理が楽しめるようになります。

深海政也料理長の情熱

このレストランを牽引するのは、深海政也（ふかうみ・まさや）料理長です。深海の料理人生のスタートは南紀白浜の漁場で、その豊かな自然環境が鮮度への感性を育みました。彼は、長らく当グループの「ホテル川久」で料理長を務めてきましたが、東京の『蒼』で出会った一皿によって、料理の本質を見つめ直すことになります。支配されていた価値観を壊し、料理の本質を求める中で、深海は『蒼』で哲学や技術を学びました。今、彼は蒼の思想と南紀で培った感性を融合させて、LAT.34°N by 蒼でしか楽しめない独自のガストロノミーを創り出しています。

生産者との共創

「LAT.34°N by 蒼」の料理は、深海一人で成り立っているわけではありません。まさに伊豆半島の自然を知り尽くした多彩な生産者とのネットワークが、更なる美味しさを引き出します。伊豆半島の名店「さかな人」の長谷川氏など、信頼できる生産者が新鮮な魚を届けてくれることで、素材の質を高め、季節感あふれるメニューを可能にしています。

魚と旬の食材の極み

金目鯛やアオリイカ、太刀魚などの伊豆の新鮮な魚を数時間以内に仕入れ、徹底した温度管理で最高の一皿へと昇華させます。それはただの調理ではなく、素材と対話する哲学に基づくものです。また、旬の地元野菜や果物も育てる農家との協力によって、季節ごとに変わる一皿を楽しむことができます。

ここでしか味わえない体験

「LAT.34°N by 蒼」は単なるダイニングではなく、美食を求める目的地としての位置づけです。都市で磨かれた料理哲学と海からの新鮮さが交差するこの場所は、熱海での究極のデスティネーションオーベルジュ体験を提供します。

訪れる人々が新たな感動と驚きを感じることができる美食の聖地となることでしょう。