東京都が東港金属のDX推進を支援、サーキュラーエコノミーを強化する新事業始動

東港金属が取り組む新たな廃棄物処理のDX推進

東京都が掲げる「資源循環・廃棄物処理のDX推進事業」に、東港金属株式会社が採択されました。この事業は、産業廃棄物処理業者によるデジタルトランスフォーメーション（DX）を促進し、持続可能な社会を形成するための重要な取り組みです。東京都がこの事業を支援することで、サーキュラーエコノミーの実現に向けた道筋がさらに明確になりました。

サーキュラーエコノミーの実現へ向けて

東港金属は、排出事業者、買取事業者、そして処分事業者との間で情報を共有し、廃棄物のリユースやリサイクルへと繋がるプラットフォームの構築に取り組む考えです。このプラットフォームにより、企業が廃棄物を出す際に、まだ使えるものは再利用され、利用できないものは適切にリサイクルまたは处理されることを目指しています。

トライシクルとの連携

東港金属は、プラットフォームの開発をグループ会社であるトライシクル株式会社に委託する予定です。トライシクルは、不要品を最も適切な方法と価格で取引するプラットフォーム「ReSACO」を運営しており、その経験とノウハウを活かして、新たなサービスの提供を進めていきます。

また、トライシクルは産業廃棄物の委託契約を電子化するサービス「EcoDraft」を通じて、業務効率の向上と透明性のある取引を実現しています。