医誠会のクリスマス
2025-12-30 13:12:26
医誠会国際総合病院で贈る、温もりあるクリスマスの循環
みどりのサンタが届けたクリスマスの温もり
大阪府大阪市に位置する医誠会国際総合病院では、12月6日に特別なイベントが行われました。この日、病院に「みどりのサンタ」が訪れ、地域の子どもたちや大学生と共に、リサイクルの精神を育みながらクリスマスツリーを制作しました。このクリスマスツリーは、ペットボトルを再利用する形で作られ、環境保護と地域貢献の二つを同時に実現しています。
みどりのサンタの訪問
「みどりのサンタ」は、医誠会国際総合病院に隣接する扇町公園で行われたイベントの一環として、ペットボトルキャップを用いた架空のサンタ役として登場しました。地域の「みどりのサンタキッズボランティア」が参加し、一緒にペットボトルキャップを運びながら、医誠会国際総合病院まで行進しました。この行動は、病院のペットボトルキャップ回収運動への参加を象徴するものであり、誰もが気軽にできる環境保護活動を促進することを目的としています。
ペットボトルキャップによる支援
医誠会国際総合病院では、認定NPO法人「世界のこどもにワクチンを日本委員会(JCV)」と提携し、ペットボトルキャップ回収によるワクチン支援活動を展開しています。この活動を通じて、回収したキャップを売却し、得られた利益を用いて開発途上国の子どもたちにワクチンを届けているのです。このような取り組みにより、今年の初めから276キログラムものペットボトルキャップが回収され、約40人分のワクチン支援に貢献しました。
地域共生の意義
医誠会国際総合病院は、ホロニクスグループが運営しており、その中のNPO法人「未来プロセス」がこのペットボトルキャップ回収活動を主導しています。病院内のファミリーマートやラッピング自動販売機横に設けた回収ボックスでは、地域の方々や来院者によるキャップの持ち込みが歓迎されています。このような小さな取り組みが、意識を持った行動として地球のどこかで助けを求める子どもたちの命を守る一助となるのです。
エコ意識の広がり
環境保護が叫ばれる現代において、ペットボトル飲料の利用は避けがたいものとなっていますが、正しい分別とペットボトルキャップを集めることは、誰でも簡単に参加できる活動です。医誠会国際総合病院は、この活動を通じて、さらなるエコ意識の広がりと、子どもたちの健康を守ることに努めています。
医療機関の使命
医誠会国際総合病院は、「予防医療」の重要性を国内外で広める使命を担っています。ペットボトル回収という簡単な取り組みが、ワクチン接種を受けられない子どもたちの命を守る一助となるのです。この活動を通じて、ワクチン接種の必要性やその恩恵が広がることも目的としています。地域に根付いた医療機関として、誰もが参加できる社会貢献活動に取り組む姿勢を今後も貫いていくでしょう。
医療法人医誠会の概要
医療法人医誠会は1979年に大阪市で設立され、その後ホロニクスグループの一部として全国各地に病院やクリニック、介護老人保健施設を展開しています。医誠会国際総合病院は46の診療科を持ち、1,971名の職員が所属しています。地域医療に貢献しながら、2024年にはJCI認証を目指し、国際医療ツーリズムにも挑戦するなど、積極的な取り組みを続けています。救急医療では、24時間体制で高いレベルの対応を行い、「断らない救急」を掲げて、地域医療を守るために尽力しています。
会社情報
- 会社名
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医療法人医誠会
- 住所
- 電話番号
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