東京工業大学 超スマート社会推進フォーラム開催
2024年9月25日、東京工業大学にて第9回「超スマート社会推進フォーラム」が開催されます。今回のテーマは「超スマート社会に向けたパーソナライズド・ヘルスケア」です。
超スマート社会とは?
急速な高齢化や医療費の高騰など、日本は健康管理に関して多くの課題を抱えています。このような社会背景を受け、超スマート社会は、健康維持や疾病予防に新たなアプローチを提供することを目指しています。特に、個々の生活習慣や健康データに基づいたパーソナライズドなアプローチが期待されています。
フォーラムの目的
このフォーラムでは、個々の健康を維持するための革新的な技術や知見について議論し、家庭や職場における日常的なヘルスケアの実現を目指します。また、医療とヘルスケアの融合を進めるための新たな施策が提案される予定です。
プログラム概要
開会に際して、東京医科歯科大学の飯田香緒里氏が挨拶を行い、その後、厚生労働省・田中彰子氏が来賓として登壇します。基調講演では、東京医科歯科大学の藤田浩二氏が「超スマート社会における医療とヘルスケアの融合」について論じ、オムロンの鹿妻洋之氏が「多様な健康関連データ利活用に向けた課題と方向性」についての講演を行います。
さらに、NECや富士フイルム、Googleといった業界のリーダーが、最新の研究成果や技術について発表します。特に、AI技術を駆使したヘルスケアがどのように個々の医療を変革するかについては、多くの期待が寄せられています。
パネルディスカッション
また、17時からはパネルディスカッションも行われます。ここでは、医工連携の新たな取り組みや未来の医療サービスに関するビジョンが議論され、参加者が積極的に意見を交わす場となります。
懇親会
フォーラム終了後は懇親会も開かれ、参加者同士のネットワーキングの機会となります。この懇親会は、学生は無料で参加できるため、若手研究者や学生にとって貴重な経験となるでしょう。
最後に
今回のフォーラムは、超スマート社会に向けた新たなヘルスケアシステムの確立を目指す重要なイベントです。医療と技術が融合する未来を考え、参加者全員が一緒になって議論し、つながる機会を提供します。詳細な情報や参加申し込みは、東京工業大学の公式ページを参照してください。
お問い合わせ
主催は超スマート社会推進コンソーシアムで、共催には東京工業大学と東京医科歯科大学が名を連ねています。協賛団体も多く、広範囲にわたる支援が行われています。