金沢の新しい陶芸の拠点「to-an」が誕生
石川県金沢市に新しい陶芸体験を提供するスタジオ、「to-an」が2024年4月20日(土)にオープンします。これは、地元のアートカフェ「金沢茶寮」を運営する株式会社ensoが、21年の歴史をもつ陶芸工房「陶庵」を全面リニューアルしたものです。新しい名称とともに、参加者が創作活動を楽しみながら九谷焼の伝統文化を学ぶことができる体験を提供します。
新たな陶芸体験の誕生
「to-an」では、古き良き九谷焼の技術と現代のニーズに応えるクリエイティブな空間が融合しています。特に「つくる楽しさ、つかう喜び」を重視しており、陶芸活動だけでなく参加者同士のコミュニケーションを促進するためにデザインされています。この新感覚の陶芸スタジオは、訪れる人々にとって思い出深い金沢旅行を提供します。
特別なプログラム
参加者は75分間の特別プログラムを通じて、九谷焼の歴史や制作プロセスを学び、実際に自らの作品を作り出すことができます。香り豊かなドライフラワーが彩る空間で、リラックスしながら仲間とともに陶芸の魅力をともに体験することができるのです。プログラムの流れは以下の通りです:
1.
九谷焼を知る
参加者は、九谷焼の歴史や制作プロセスについて学びます。実際に他の参加者が作った作品も見学できます。
2.
土に触れ、成型する
各自で用意された土を使い、電動ろくろで器の形を整えます。初めての方でも楽しむことができるように、スタッフがサポートします。
3.
釉薬を施す
成型した器に釉薬をかけ、独自のデザインを施します。色とりどりの釉薬から選択し、自分だけの作品を完成させます。
4.
作品を窯に入れる
最後に、作品を窯に入れて焼成工程について学びます。このプロセスを通じて、陶芸の奥深さが理解できます。
思い出に残るお土産
体験後、参加者は自身の作品を作成して約2ヶ月後に受け取ります。その際には金沢の名産品やオリジナルアイテムが同梱されており、旅行の思い出を一層深めます。さらに、地元の有名蔵「福光屋」とコラボレーションした日本酒やほうじ茶などが楽しめます。
まとめ
「to-an」は、従来の陶芸体験を新しい形で再構築した場であり、地元の人々にも愛される場所として成長を目指しています。金沢を訪れた際には、ぜひ「to-an」で九谷焼の魅力を体験し、自分だけの作品を作ってみてください。心豊かなアート体験が、あなたを待っています。
公式サイト:
to-an