持続可能なインテリアの新スタンダード
インテリアデザインの重要性が高まる中、株式会社オリバーが新たに発表した家具シリーズ「+U(プラスユー)」は、その名前を「D&D」から刷新し、環境への配慮と洗練されたデザイン性を合わせ持つ新しいスタンダードとして登場しました。2025年12月22日に発刊された新カタログ「+U Vol.5」では、FSC®認証家具を100%使用したラインナップが紹介されています。
環境への負担を軽減した家具づくり
「+U」シリーズの特徴の一つは、全製品がFSC®認証を受けた木材を使用している点です。これは、環境保護や社会的利益、経済的持続可能性を兼ね備えた森林管理を促進する国際的な認証制度に基づいています。また、「ゼロカーボンファニチャー」の導入により、CO₂の総排出量を実質ゼロに抑えることを目指しています。
この新しい家具シリーズは、持続可能な素材を使い、シンプルでありながらも独自のストーリーを持つデザインが魅力です。飲食店やオフィス、教育施設、公共空間など、様々な場面で使われることを考慮したデザインが施されています。
五感に響くユニークさ
「+U」のブランドコンセプトは「Universal, but Unique ─ 普遍的、だけど普通じゃない」です。家具は空間に自然に馴染みつつ、視覚や触覚に響くユニークさを持っています。例えば、座った瞬間に感じる安心感や、手触りのやさしさは、新たな素材選定とデザインへのこだわりが生んだものです。また、イタリア製のプレミアムメラミンを使用したテーブル天板は、天然木に近い質感を実現しています。
衛生性と安全性の追求
現代において、衛生性や安全性が特に重視されています。「+U」シリーズは、一般社団法人抗菌製品技術協議会(SIAA)の基準を満たした抗ウイルス塗装を採用し、公共の場でも安心して使用できる配慮がされています。こうした取り組みは、飲食店やオフィスなど、特に人が集まる空間において大いに歓迎されるでしょう。
未来を見据えた持続可能性
「ゼロカーボンファニチャー」は、持続可能な社会を実現するための新たな試みで、材料調達から製品のリサイクルに至るまで、全プロセスにおいてCO₂を実質ゼロにすることを目指しています。木材はCO₂を吸収し続け、使用されることで新たな価値を生み出しています。
より良い選択が未来につながる
今回の「+U Vol.5」は、276ページにわたる内容で、ウッドチェアやスチールチェア、ソファなど、多彩なアイテムが掲載されています。シンプルでありながら個性的なデザインは、今後のコントラクト家具の基準を示すものであり、持続可能な未来をつくる一歩となります。新たなスタンダードを提案するこの家具シリーズは、これからの時代に必要とされる存在であり、使用する私たちの生活を豊かにするものです。
このように、「+U」シリーズは単なる家具以上の意味を持つ存在になりつつあり、今後のインテリアデザインにおいて、環境への配慮と美的感性がどのように融合していくのか、その未来が楽しみです。カタログはデジタルでも閲覧可能で、ぜひ公式サイトを訪れてチェックしてみてください。
「+U」Webサイト:
https://www.oliverinc.co.jp/products/plus-u/
株式会社オリバーについて
株式会社オリバーは、1967年に創業以来、様々な空間向けにインテリアソリューションを提供し続けています。家具製造から内装施工までの一貫した体制を持ち、デジタル化を進めながら持続可能な社会に貢献すべく、FSC®認証材の活用や「ゼロカーボンファニチャー」の開発を進めています。