AI警備システムasilla本格稼働
2024-11-14 18:20:55

AI搭載セキュリティシステム「asilla」が阿蘇くまもと空港で本格稼働開始!~安全・安心な空港環境を実現~

AIが進化させた空港警備:阿蘇くまもと空港にAI警備システム「asilla」本格導入



熊本県益城町にある阿蘇くまもと空港で、株式会社アジラが開発したAI警備DXツール『AI Security asilla(以下、asilla)』が本格稼働を開始しました。2024年3月から行われていた実証実験で、その効果が認められた結果です。

asillaは、最先端の行動認識技術を搭載したAI警備システムです。既存のカメラと連携することで、AIが24時間365日、空港内の映像を監視。異常行動や不審な動きを検知すると、瞬時に警備員に通知します。これにより、人的な監視による見落としを防ぎ、より迅速な対応が可能になります。

阿蘇くまもと空港は、熊本地震からの復興を象徴する空港として、2023年3月に新旅客ターミナルビルが供用開始されました。地震に強い構造に加え、スマートレーンなどの最新設備も導入されており、安全・安心な空港環境の構築に力を入れています。asillaの導入は、こうした空港の取り組みをさらに強化するものと言えるでしょう。

asilla導入による効果

警備強化と警備品質の向上: AIによる常時監視で、不審な行動を早期に検知し、事件や事故の予防に繋がります。
業務効率化: 警備員の負担を軽減し、より重要な業務に集中できる環境を整備します。人的な監視における見落としや、長時間監視による疲労によるミスも減少します。
コスト削減: 既存のカメラを活用できるため、初期投資を抑えられます。大規模な施設でも、サーバー1台で最大50台分のカメラ映像を処理できるため、運用コストも削減できます。

asillaの特徴

特許取得の「違和感検知」: AIが通常と異なる動きを「違和感」として検知し、危険行動を未然に防ぎます。
24時間365日AIモニタリング: 人間の目では見逃してしまうような小さな変化もAIが捉えます。
既存カメラの活用: 新しいカメラの設置が不要なため、初期投資を抑えられます。
* セキュアな環境: ローカルで完結するネットワーク構成により、映像の外部流出リスクを最小限に抑えます。

今後の展望

アジラは、asillaの更なる機能向上を目指し、アップデートを継続します。阿蘇くまもと空港のような交通インフラや商業施設など、多くの人が利用する施設への導入を進め、安全・安心な社会の実現に貢献していくとしています。 asillaは、個人情報保護にも配慮した設計となっており、姿勢情報や顔情報は削除された画像のみを使用します。

阿蘇くまもと空港とアジラ

阿蘇くまもと空港は、「世界と地域にひらかれた九州セントラルゲートウェイ」をビジョンに掲げ、地域活性化にも貢献しています。アジラは、AI技術で社会課題の解決を目指す企業として、asillaを通じて安全・安心な社会の実現に貢献しています。両者の連携は、技術革新と地域発展の好事例と言えるでしょう。

本システムの導入は、AI技術を活用したスマート社会の実現に向けた大きな一歩であり、今後の空港運営や警備システムの在り方にも大きな影響を与えると期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社アジラ
住所
東京都町田市中町一丁目4-2
電話番号
042-785-5091

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