池袋の都市伝説解明体験!「IKEBUS」の魅力
2025年5月18日(日)、東京・池袋でユニークな体験型イベント『時刻表にないバス』が開催されます。このイベントは、一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会とWILLER EXPRESS株式会社が共同で企画したもので、電気バス「IKEBUS」を使用して、参加者に池袋に隠された都市伝説を調査してもらうというものです。参加費は一人2800円で、所要時間は約2時間。定員に達した場合には事前予約が必須です。
参加者はまず、特設サイトでの予約を通じて申し込みを行い、イベント当日には指定の時間に集合します。1回目は午前9時15分に集合し、9時30分に出発。2回目は午後12時45分集合、13時に発車します。
謎解きの旅のスタート
「IKEBUS」に乗った瞬間、参加者は特別な体験が始まります。袋を被せられてしまい、おかしな世界に連れ去られるのです。この非日常的な演出が、イベントの醍醐味となっています。参加者は新聞記者になりきり、池袋のさまざまなスポットで調査をし、都市伝説の真相を解明していきます。イベントは、謎の人物とのLINEや音声チャットを通じて情報を収集し、小さな違和感を手がかりに謎を解明する形式で進行します。
豊島区の新たな魅力を発見
豊島区は、2014年に東京23区で唯一「消滅可能性都市」と指摘されましたが、その後の取り組みにより、2024年にはその名を脱却しました。豊島区は、国際アート・カルチャー都市を目指し、誰もが主役になれる「劇場都市」としての施策を進めてきたのです。この「IKEBUS」も、その一環として運行されています。
区内の22法人企業が「IKEBUS」サポーターとなり、公民連携で様々な魅力を発信。この春のイベントは、旧江戸川乱歩邸のリニューアルオープンを記念して行われ、特にミステリーに関連する様々な魅力を再発見することができます。池袋は、江戸川乱歩のゆかりの地としても知られ、多くの人々が楽しめるスポットとなっています。
河野敬輝氏のコメント
豊島区都市整備部の地域公共交通担当課長、河野敬輝氏は、「IKEBUS」は池袋をゆっくりと巡り、普段見過ごしがちな景色や隠れた魅力を再発見できるバスだと述べています。また、イベントを通じて新聞記者になりきり、都市伝説を探る体験ができることで、新たな池袋の一面を発見する機会となることを期待しています。この機会にぜひ、多くの方々に参加していただきたいとのことです。
おわりに
このミステリーバスイベントは、単なる観光ではなく、参加者が主体的に楽しむ体験型のアトラクションです。都市伝説を解き明かす旅へ出かけて、いつもとは違った池袋を楽しんでみてはいかがでしょうか?これからも豊島区の魅力を再発見するイベントに注目して、参加してみてください。