幕張メッセで最新飲料製造技術が集結するドリンクジャパン2024

最新の飲料製造技術が集うドリンクジャパン2024

2024年11月20日（水）から22日（金）まで、幕張メッセで「第9回ドリンクジャパン」が開催される。この展示会では、飲料や酒類の製品とサービスが最新の技術を駆使して出展されるスペシャリティイベントとして注目されている。特に今年は、400社以上が集体的に製品を展示し、業界の新たなトレンドや技術革新を見ることができる貴重な機会となる。

クラフトビールフォーラムの初開催

注目ポイントの一つは、初めて開催される「クラフトビールフォーラム」。このフォーラムでは、業界でシェアNo.1を誇るヤッホーブルーイングが登壇し、そのマーケティング戦略や成功の秘訣について講演を行う予定だ。このような機会を通じて、参加者はクラフトビール市場の動向や最新のビジネス戦略を学ぶことができるため、多くの関心が寄せられている。

出展される新技術と製品

ドリンクジャパンには、さまざまな新技術が出展される。例えば、池田糖化工業が提供する「ローストシュガーNO.115K」は、特殊な加工により香ばしさと独特な苦味を加えたカラメルソースで、少量での使用が可能な食品素材として注目されている。

また、イズミフードマシナリの「多機能抽出装置」は、お茶やコーヒーだけでなく、だしやエキスなどの抽出を一台で行える多用途の装置として注目されており、幅広い応用が期待されている。

清酒製造に関する新技術として、株式会社フロンティアエンジニアリングの「スーパージュール加熱殺菌装置」が紹介され、瓶燗火入れよりも短時間での加熱が可能になる革新的な装置として訪問者の注目を集めるであろう。

未来の飲料開発の動向

本展では、参加者を対象としたセミナーも多数開催され、特に「未来のレモンサワー」のRTD（Ready To Drink）開発など、最新の飲料トレンドについての講演が行われる。これにより、業界での研究開発の進展がどのように飲料の市場に影響を与えているのかを知ることができる。

来場の注意点

取材や訪問を希望する方々は、事前登録が必須となるので注意が必要だ。事前にバッジをダウンロードして持参することでスムーズに入場できるが、撮影を希望する場合には別途プレスカウンターでの手続きが必要になる。これにより、興味深い製品情報や技術トレンドを現場で感じることができる。

まとめ

「第9回ドリンクジャパン」は、飲料業界に革新をもたらすイベントとして、多くの関係者が集まる期待の高い展示会だ。新しい技術や製品、さらに多様なセミナーを通じて、今後の飲料業界の動向を垣間見る良い機会であるため、ぜひこの機会をお見逃しなく。詳細なプログラムや出展製品については、公式サイトにて確認できる。参加を希望する方は、早めの登録をお忘れなく。