特定保健指導“成果の見える化”コンソーシアムの活動状況
最近、株式会社インサイツが運営する「特定保健指導“成果の見える化”コンソーシアム」の活動実績が厚生労働省の公式サイトに掲載されました。このコンソーシアムは、特定保健指導を効率化し、受診者の健康状態をより明確に視覚化するための取り組みを行っています。
コンソーシアムの設立背景
「特定保健指導“成果の見える化”コンソーシアム」は、厚生労働省からの補助金を受けたことを契機に、2020年4月に設立されました。このコンソーシアムは、複数の医療保険者やサービス事業者が協力し、共同で特定保健指導を実施することで、コスト削減と成果向上を目指しています。
活動の目的としては、特定保健指導に関連するコストを抑えつつ、受講者の保健指導及び健診データを改善する“成果重視型”のプログラムが中心です。特に、健康の視覚化やその推進が重要なテーマとなっています。
振り返る成果
コンソーシアムの活動の一つとして、実施されたプログラムでは、参加者のうち52.2%が体重2kgおよびウエストサイズ2cmの削減に成功しました。この数字は特に注目され、成果を得た人々は翌年度の特定保健指導対象者として前年度よりも5割も少ないという結果が出ています。期間中に継続して体重計測を行った参加者は、成果達成の可能性が6倍高まることが明らかになりました。
「見える化」手法の開発
また、コンソーシアムでは特定保健指導の成果をより分かりやすくするための新たな手法も開発しました。特に、「リピーター」の健康状態や特定保健指導の結果を視覚的に評価するための階段式評価法(仮称)が新たに導入されています。この評価法は、第83回日本公衆衛生学会で発表され、多くの関心を集めました。
今後の展望
今後、特定保健指導“成果の見える化”コンソーシアムは、開発した手法を活用しながら、引き続き“成果重視型”特定保健指導の運用を進める予定です。特に、医療保険者や事業者との連携を深め、さらに多くの参加者へ成果をもたらすことを目指しています。
まとめ
このコンサルタントの活動を通じて、特定保健指導の評価方法や成果の見える化が進むことで、より多くの人々の健康が保たれることが期待されています。詳細については、株式会社インサイツにお問い合わせされることをお勧めします。
所在地: 東京都中央区日本橋浜町1-3-12第7センタープラザ2階
代表取締役: 石川陽介
産業: 健康増進サービス
URL:
インサイツ