近大ICTメロンを使用したスイーツが登場!
近畿大学の農学部が、自ら育てた「近大ICTメロン」を使用したオリジナルスイーツを期間限定で販売することを発表しました。このスイーツは、大阪府東大阪市の人気洋菓子店「シェ・アオタニ」との共同開発により実現し、農学部の学生たちがICT農法で育てたメロンが主役となっています。 発売初日である2025年7月25日(金)からは、「近大ICTメロンのモンブラン」「近大ICTメロンのシャーベット」「近大ICTメロンのスペシャルケーキ」の3種類が登場します。
開発の背景と特色
近畿大学の農学部では、現代の農業における課題解決を目的に奈良県と連携し、「なら近大農法」と呼ばれるICT農法を採用しています。この技術を用いて、学生たちは最新の温室内でメロンを栽培しており、実学教育の一環として6次産業化を学んでいます。今回のスイーツは、こうした学生の努力から生まれたもので、農学部ならではの取り組みが反映されています。
スイーツの詳細
発売されるのは、各商品の特徴が際立った美味しさです。
近大ICTメロンのモンブラン
タルト生地にアーモンドクリームを組み込み、豪華にカスタードクリームやメロンムース、そして生クリームをトッピング。メロンそのものがもつ甘味と風味が存分に楽しめる逸品です。
近大ICTメロンのシャーベット
使用されるメロンは、凝縮されたフレッシュな味わいを活かし、さっぱりとした口当たりのシャーベットに仕上げられています。トッピングされたメロンが美しいビジュアルを演出します。
近大ICTメロンのスペシャルケーキ
このスペシャルケーキは、メロンを器にした斬新なデザイン。フワフワのスポンジの上にカスタードクリームと生クリームを重ね、豊富なメロンをたっぷり飾った見た目も楽しめるケーキです。
いずれのスイーツも、人工的な着色料や香料は使用しておらず、メロン本来の味と地元の素材を大いに楽しむことができます。シャーベットのカップには、農学部の学生がデザインした特製ロゴが印刷されています。
開催情報
商品の販売は、2025年7月25日(金)10時からの予定。販売は約1週間を見込んでおり、メロンが無くなり次第終了します。また、毎日の販売個数はその日のメロンの成熟具合により変わる可能性があります。
販売店舗: シェ・アオタニ (大阪府東大阪市西石切町1-5-37 ベルデ石きり1F)
最寄駅: 近鉄けいはんな線「新石切駅」から徒歩5分
お問合せ: シェ・アオタニ TEL(072)982-7546
近代化する農業教育
近畿大学では、ようやく社会的な課題として注目される農業の6次産業化を深く学ぶ機会が学生たちに与えられています。ICT農法を用いることで、これまでの農作業を効率化し、初心者でも簡単に栽培ができる環境が整っています。この技術は、収穫量の増加や作物の品質向上にも寄与しています。
この試みは、農業教育の新たな可能性を示しており、今後の近畿大学の人材育成にも寄与することが期待されます。学生たちが手掛けたスイーツを、ぜひ味わい、応援してあげてください。